城塚翡翠
「城塚翡翠」。日本より一日遅れで配信された最新話をさっき観ました。
このドラマを観ていると、私、子供の頃に観たアメリカ倒叙ミステリドラマ「刑事コロンボ」シリーズを思い出すんです……
ちなみに「古畑任三郎」も、「刑事コロンボ」へのオマージュだったんですよね…
清原果耶さんが、だんだんピーター・フォークに見えてくる(いや、それはないか…笑)
この最新話は、原作では第三巻『invertⅡ 覗き窓の死角』の中の「生者の言伝」でした。
でも、予告を見ると、次回はまた原作第二巻『invert 城塚翡翠倒叙集』に戻って、その第3話「信用ならない目撃者」になるんですね。
いやあ、そうくるのか……
「信用ならない目撃者」には大掛かりなトリックがあるけれど、あれは「文字」媒体の小説だからこそ可能なのであって、映像化は無理なのでは……?
だから第3話は飛ばして原作第三巻に入ったのかと思っていたのに、まさかまさかの「信用ならない目撃者」映像化?!
「信用ならない目撃者」を二回に分けて放送して完結――というのが、私の予想です。
それにしてもどうやって映像化するんだろう……あのトリックを……?!
私の予想通り、「信用ならない目撃者」を二回に分けるとすると、原作第三巻『invertⅡ 覗き窓の死角』の表題作である「覗き窓の死角」はドラマでは描かれないことになりますね…
「城塚翡翠」シリーズの中でも、私はこの「覗き窓の死角」の物語が一番好きなので、ドラマで観られないのは残念ですが、分量的には第三巻の2/3を「覗き窓の死角」が占めているので、ちゃんと映像化しようとすれば、少なくともドラマ3話分は必要な気が……
「覗き窓の死角」はいっそ映画化しちゃうとか……?!(それなら嬉しい!)
余談ですが、「覗き窓の死角」のタイトルって、倒叙ミステリドラマの金字塔である「刑事コロンボ」シリーズの中でも、ベスト・スリーに入ると言われる傑作「構想の死角」のタイトルをもじっていると思うんですよねえ……
話の内容は全然違うんですけど。
だから、清原さんはやっぱりピーター・フォーク……(←しつこい!)