日々ログ

台湾の動画配信サービスで、なぜか突然配信が始まったドラマ版『昭和元禄落語心中』(2018年)、最初は岡田将生さんの老け役はいくらなんでも無理があるかと思ったのに、見ているとだんだんすごくなってきて、「色気のある化け物」の雰囲気になってきた。岡田さんの演技すごい~!


演技がすごいと言えば、今期のドラマ『霊媒探偵 城塚翡翠』(4年前の作品『昭和元禄』はむしろ例外で、台湾の動画配信サービスは基本的に新作を、大体日本とは一日遅れで配信している)の清原果耶さんが、原作の翡翠の再現度がめちゃくちゃ高くてビックリ!


『城塚翡翠』シリーズは原作の三作、全部読んでいる。

第一冊『medium』読んだ時には、途中までいかにも男性作家が創作した感じの、ラノベ的ヒロイン像且つ、「もう犯人わかっちゃったよ!」的展開で、正直「これでミステリーの賞五冠達成って本当?!」と思ったのに、最後に全てが反転するどんでん返しがすごくて、本のキャッチフレーズ「すべてが伏線」が嘘でないのがわかって反省(?)したのでした……。


『medium』のどんでん返しが、マジック的な雰囲気だなあと思ったら、原作者の相沢沙呼さんというのは御自身もマジックに興味があるそう……。それでインタビュー記事などでは、泡坂妻夫さんと比較されたりしているんですね。


泡坂妻夫さん、日本のミステリ作家の中で、とても好きな作家。

相沢沙呼さんのインタビュー記事で泡坂さんの名前を見たら、また泡坂ワールドに浸りたくなっちゃった……(近々読み直そう)

2022/12/07 19:44

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