休憩中に、お茶をがぶがぶ飲んで、目を覚ましている感じだよね。
そのために、私たちの勤務時間の間には、しょっちゅう休憩時間が組み込まれているのですよ。短時間ですから、疲れているときには、眠るわけにもいかず、体がきついですが。

い、いや、なんでもない。

……それにしても、『巫覡』の勤務時間は、変則的だよね。夜遅い時間まで起きていないといけないこともあるし、下手すれば徹夜もしょっちゅう。しかも、朝は、みそぎのために、毎日早起き。激務だ。

え?

何かおっしゃいましたか?

も、もちろん、信頼はしているよ!悲しまされたことも、ない。それだけに、心配だっていうか……。

あら。

……私が今まで、彪様を悲しませるようなことをいたしましたか?

ご信頼ください。

なんだか、ますます嫌な予感がしてきた……。

お、お姫様?なにを、作っているのかはわからないけれど、なるべくお手柔らかにね?

大丈夫です。淳虎さんの小説自体はどうなるかわかりませんが、私の作る『いいもの』は、確実に、彪様にも喜んでいただけます。自信が、あります。

次の作品がまだできていないのに、もうその次のことを考えているの!?

ちょ、ちょっと、早手回しなんじゃあ……?

まだ内緒です。次の次の作品で、公開するつもりです。

いいもの?(小声で)……なんか、嫌な予感が……。

そ、それは、どんなものなの?

みそぎの習慣がありますしね。……そういえば、私、今、『斎姫補佐官』という新しい役職に就いた、彪様のために、いいものを作っているんですよ。

小説の方で、詰まっているみたいだよ。あの人、詰まるとすぐにこうして現実逃避するから……。


まあ、俺たち『巫覡』は、基本的に、皆、早起きだけれどね。

ああ、なるほど。そうですね、いつもより早いですね。淳虎さんの都合でしょうか?
うん。起きるのはいつも通りだったんだけれど、ここ『しゃべログ』の『小部屋』に来るのが、早かったんだ。
おはようございます。……と言っても、いつもより起きるのが遅くはないですか?彪様。
おはよう、お姫様。

読者の皆様、いつもありがとうございます。

新作発表まで、あと少し、お待ちください。

それまでは、この『小部屋』で、俺たちと一緒に、ゆるくなっていてください!

申し訳ありませんが、お願いします。


それでは、また、すぐに、お会いしましょう!

はい。


読者の皆様、淳虎さんは今、『敵』との直接対決に向けての情景を書いておられるとのことで、集中なさりたいそうです。今回も、実にならない話で、申し訳ありません。

出来れば、発表まで、応援して差し上げて下さい。


それでは、また次回、お会いしましょう。

ごきげんよう。

なるべく、毒のない話を。


……淳虎さん、気を付けてよ。じゃあ、帰るからね。

余計なことは、話させないでよ。……行こう、お姫様。

わかりました……。

では、次回は、なんのお話をしましょうか?

こ、これ以上ここにいたら、だんだん良くないことを考えそうな気がするんだ。だから、帰ろう。

わー!わー!


……淳虎さん、あんた、こんなところで余計なこと言ってないで、早く続きを書いてよ。

俺たちだって忙しいんだから。ああ、もういいや、頭が割れそうだ、帰ろう、お姫様。

暎蓮様が、うかつなことを言うと、彪君は困るんですよ、うれしくて。
ど、どうされたのですか。

うれしいです、彪様。

私はそういう彪様だからこそ、

あ、ありがとう。

俺は、扇様とは違った角度から、お姫様と、この『天地界』を護れるよう、頑張るよ。

そうですね……。

……やはり、彪様は、頼もしく、強くおなりです。私も、今後は、精いっぱい、お力添えをいたします。

前にも言ったけれど、そういう連中は、一定数以上、いるんだ。合から、俺たち一般の『巫覡』は迷惑しているわけで。……だけど、いかに『天地界』であっても、人あるところに『邪』は生まれるのが、真実だからね……。俺たちが、頑張らないと。

やはり、彪様がおっしゃる通り、お金のために働く方でしょうか?

『天地界』にそんな方がいらっしゃるというのは、悲しいことですね。

今、そこのところを書き終わった後なわけだけれど。

主な『敵』は、動機がはっきりしたからいいけど、その背後にいるやつが、気持ち悪いね。

今回の『敵』様は、不可思議な感じですものね。いったい、何が目的なのでしょうか。
そ、そうかな?お、お姫様にそう言ってもらえると、なんだかうれしいよ。
前回と違って、彪様が私を引っ張ってくださっているような気がするのです。……頼もしい限りですわ。
うん。なに?お姫様。
彪様、今回の冒険についてなのですけれど。

小説ができるのを、待っててくださいね!!宜しくお願いします!!

それでは、また。

はい。

では、皆様、また次回、お会いしましょう。

ごきげんよう。

淳虎さんが小説で頭がいっぱいだから、仕方がないんじゃない?

……さ、行こう。

そうですね……。

でも、今日の会話は、本当にどこに意味があったのかわかりませんね。

な、なんでもない。そ、そろそろ、帰ろう、お姫様。小説が、間に合わなくなるし。そろそろ俺たちも活躍しないと。
ど、どうされたのですか。
彪様はもっと自信を持っていいのです。でも、私は、そういう彪様が、

お姫様は優しいね。

「暎蓮様には引力がある」って話は、こういうところにも表れているのかなあ??

俺も、ちょっと自信がついたよ。

そうみたいですね。……でも、私は、殿方があまり外見を気にするのは、少し、どうかとも思うのですが。重要なのは、中身でしょう。その方それぞれに、いいところはたくさんあると思うのです。

扇様と同じ意見ってのもぞっとするけれど、まあ、俺も大体同じ気持ちだね。

大体、扇様は、必要がない時は鏡も見ない人じゃない?俺ですら、朝の勤務前は、身づくろいをするために鏡を見るっていうのに。……本当、変わった人なんだよ。

以前、扇賢様も同じようなことをおっしゃっていました!「服は質素で、簡易なものがいい」とのことで。

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