小説ができるのを、待っててくださいね!!宜しくお願いします!!

それでは、また。

彪様、今回の冒険についてなのですけれど。
うん。なに?お姫様。
前回と違って、彪様が私を引っ張ってくださっているような気がするのです。……頼もしい限りですわ。
そ、そうかな?お、お姫様にそう言ってもらえると、なんだかうれしいよ。
今回の『敵』様は、不可思議な感じですものね。いったい、何が目的なのでしょうか。

今、そこのところを書き終わった後なわけだけれど。

主な『敵』は、動機がはっきりしたからいいけど、その背後にいるやつが、気持ち悪いね。

やはり、彪様がおっしゃる通り、お金のために働く方でしょうか?

『天地界』にそんな方がいらっしゃるというのは、悲しいことですね。

前にも言ったけれど、そういう連中は、一定数以上、いるんだ。合から、俺たち一般の『巫覡』は迷惑しているわけで。……だけど、いかに『天地界』であっても、人あるところに『邪』は生まれるのが、真実だからね……。俺たちが、頑張らないと。

そうですね……。

……やはり、彪様は、頼もしく、強くおなりです。私も、今後は、精いっぱい、お力添えをいたします。

あ、ありがとう。

俺は、扇様とは違った角度から、お姫様と、この『天地界』を護れるよう、頑張るよ。

うれしいです、彪様。

私はそういう彪様だからこそ、

ど、どうされたのですか。
暎蓮様が、うかつなことを言うと、彪君は困るんですよ、うれしくて。

わー!わー!


……淳虎さん、あんた、こんなところで余計なこと言ってないで、早く続きを書いてよ。

俺たちだって忙しいんだから。ああ、もういいや、頭が割れそうだ、帰ろう、お姫様。

こ、これ以上ここにいたら、だんだん良くないことを考えそうな気がするんだ。だから、帰ろう。

わかりました……。

では、次回は、なんのお話をしましょうか?

なるべく、毒のない話を。


……淳虎さん、気を付けてよ。じゃあ、帰るからね。

余計なことは、話させないでよ。……行こう、お姫様。

はい。


読者の皆様、淳虎さんは今、『敵』との直接対決に向けての情景を書いておられるとのことで、集中なさりたいそうです。今回も、実にならない話で、申し訳ありません。

出来れば、発表まで、応援して差し上げて下さい。


それでは、また次回、お会いしましょう。

ごきげんよう。

読者の皆様、いつもありがとうございます。

新作発表まで、あと少し、お待ちください。

それまでは、この『小部屋』で、俺たちと一緒に、ゆるくなっていてください!

申し訳ありませんが、お願いします。


それでは、また、すぐに、お会いしましょう!

おはよう、お姫様。
おはようございます。……と言っても、いつもより起きるのが遅くはないですか?彪様。
うん。起きるのはいつも通りだったんだけれど、ここ『しゃべログ』の『小部屋』に来るのが、早かったんだ。
ああ、なるほど。そうですね、いつもより早いですね。淳虎さんの都合でしょうか?

小説の方で、詰まっているみたいだよ。あの人、詰まるとすぐにこうして現実逃避するから……。


まあ、俺たち『巫覡』は、基本的に、皆、早起きだけれどね。

みそぎの習慣がありますしね。……そういえば、私、今、『斎姫補佐官』という新しい役職に就いた、彪様のために、いいものを作っているんですよ。

いいもの?(小声で)……なんか、嫌な予感が……。

そ、それは、どんなものなの?

まだ内緒です。次の次の作品で、公開するつもりです。

次の作品がまだできていないのに、もうその次のことを考えているの!?

ちょ、ちょっと、早手回しなんじゃあ……?

大丈夫です。淳虎さんの小説自体はどうなるかわかりませんが、私の作る『いいもの』は、確実に、彪様にも喜んでいただけます。自信が、あります。

なんだか、ますます嫌な予感がしてきた……。

お、お姫様?なにを、作っているのかはわからないけれど、なるべくお手柔らかにね?

あら。

……私が今まで、彪様を悲しませるようなことをいたしましたか?

ご信頼ください。

も、もちろん、信頼はしているよ!悲しまされたことも、ない。それだけに、心配だっていうか……。

え?

何かおっしゃいましたか?

い、いや、なんでもない。

……それにしても、『巫覡』の勤務時間は、変則的だよね。夜遅い時間まで起きていないといけないこともあるし、下手すれば徹夜もしょっちゅう。しかも、朝は、みそぎのために、毎日早起き。激務だ。

そのために、私たちの勤務時間の間には、しょっちゅう休憩時間が組み込まれているのですよ。短時間ですから、疲れているときには、眠るわけにもいかず、体がきついですが。
休憩中に、お茶をがぶがぶ飲んで、目を覚ましている感じだよね。

私もです。

……ところで、彪様は、夜のお仕事がない時は、お部屋で何をなさっているんですか?

寝てるか、次の日の仕事の日程を確かめているか、どっちかかな。それによって、新しい『術』を考えたりもしないといけないから。

お姫様は?

笛の練習をしたり、扇賢様がいらっしゃっているときは、二人で合奏をしたりしています。あの方は、音楽がお好きですから。
そういえば、この前の宴の時の合奏は、見事だったよね。あれを、練習するんだ。

そうです。

昼間はお互い、お仕事がありますから、空いた時間に、こうして練習するわけです。

いろいろ二人で話したいこともあるんじゃないの?本当は。

な、なんだか、二人でいると、照れてしまって、だめなのです。

それよりはこうして彪様とご一緒にいたほうが、私としては、楽です。

は、はは……。

あ、ありがとう……。

ところで、次の作品も、最後は安泰で終わるのでしょうか?

なんだか、昨日あたり、ひどく悲しい情景を書いているところを見たのですけれど。

心配です。

それがモットーなんだから、その辺は大丈夫だと思うけれど……。

あれ、悲しいというより、切なかった気がするよ。大体あの……

カット!

それ以上話してはいけません、ネタバレになるでしょうが。

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