深夜帯にV系について語りました!
以下はそのツイートです。
成瀬川るるせ
ROCKIN'ON JAPANではじめてビジュアル系が掲載されたのは記憶によるとhideの生前最後のインタビューで、zilchを結成してマリリン・マンソンと対バンやる予定があったとき。マリスミゼルを大きく取り上げた最初はクイック・ジャパンでした。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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11時間
〈バンドの醸すストーリー〉を見せたい部分があるV系は、ロキノンとの合流で、醸したものでなく〈バンドの結成からのストーリー〉を語りだし人間味を出しはじめる。ラルクとか。一方、クイックジャパンのようなサブカルにも対応出来るバンドだってあったわけです。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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それでも、ロキノンで一万字インタビューなんかするようになって、バンド雑誌バンやろでキッズたちのアイドルになってシグネイチャーのギター売る方向とは別のルートができたのは事実。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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そのV系の偶像は剥がれるメッキだけど、メッキを〈ネタとして〉出す風潮がバンド側にもファン側にもいつの間にか出てきたように思います(その後継はイケメン演劇、イケメン舞台だと僕は考えます)。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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関係者に聞いたらV系は内部事情はかなり体育会系で、上下関係が厳しかったらしい。でも、ネタとして消費されるに足る方向性、お茶の間だったり、逆に演劇性だったりを強化していくことで、(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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バンドマン特有の体育会系とは違う意味での体育会系、つまり〈芸能人化〉をしていったようにも思えます。クスッと笑えるような。それは世間一般に認知されたことと同義で。V系の〈種族としての〉牙が抜かれたのかもしれない。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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今は、ビジュアル系の雑誌SHOXXは休刊しました。先鋭的、尖ったパフォーマンスが世間と迎合してしまい、アングラで尖った小劇場演劇系の劇団を追うのと同じような快楽を提供できなくなったのかもしれない。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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11時間
「V系に音楽性なんてない」と言われた時代から、逆に今は「V系の音楽性だけが残ってしまった」時代になってしまい、ビジュアル自体は〈添え物〉や様式美として残ってるのではないか、と。(つづく)
成瀬川るるせ
@rulerse
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11時間
それは90年代に出版社が主導して〈J文学〉というのを売り出したその顛末と、どこか似ているようにも思えるのです。(おわり)