れとろ幻想譚-るるせ報告書

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今思い返すとめちゃくちゃだったのは、小学生のときは赤川次郎先生の『三毛猫ホームズ』の大ファンだったり、中学生時代は貸してもらった集英社コバルト文庫を一日一冊のペースで読んでいたという読書歴なのに、高校時代、角川ルビー文庫を読みまくることになり、いや、それはいいとして、ミステリをススメられて「読め!」と差し出されたのが『四大ミステリ』……、ミステリファン以外には『四大奇書』と呼ばれるもののうち、『匣の中の失楽』、それから『ドグラ・マグラ』だった、ということである。それを考えると、ルビー文庫あたりも『虚無への供物』を読むことの伏線だったのではないか、とさえ思えてくるのである(未読の方にはなに言ってるか不明かもしれないが)。

今、本棚から四大ミステリを取り出して写真をiPhoneで撮って縮小したのだが。高校生が読む本じゃないよね! 『黒死館殺人事件』を、厨二病が発病して読もうと思っても、かなりの確率で挫折する(笑)。『れとろ幻想譚-るるせ報告書-』ということで、やっぱりこの四冊に触れなくちゃダメだよな、と思った次第です。今でこそ「オススメしてくれてありがとう!」と思うけど、どうだろう。いやいや、田舎に住んでいて町に本屋もなければアマゾンもない時代、図書館は勉強大好きっ子の巣窟で、頭がぱっぱらーな僕には入りづらい状況で、四大ミステリをススメてきてくれた女子たちには、僕は感謝すべきだろうな。「君たちがススメてくれた四大ミステリのおかげで僕はすっかり人生を狂わされてしまったよ」と……。(そこで鳴るドグラ・マグラの時計の音)

2019/10/13 06:23

更新されました、『夢浮橋モダン天鵞絨』第二挿話「Structure」です。各挿話のタイトルですが、第一挿話「Long Season」は、Fishmansのalbum名から取りました。そして第二挿話は、ジャズミュージシャンの菊地成孔さんがやっているセッションバンド、DCPRG(デートコースペンタゴンロイヤルガーデン)の曲名からの命名です。Structureとは、「構造」のことで、DCPRGのそのタイトルは、浅田彰さんの『構造と力』から、タイトルを取っている、と考えられます。『構造と力』といえば、スキゾキッズですね。ですが、それは『死神はいつも嘘を吐く』で話すような内容なので、ここでは省略。第二挿話は、構造ってタイトルがついているくらいなので、構成を気にしていただけると、嬉しいです。一話目からわかるように、第一挿話を、別視点から見た物語となります。と、言っても、第二挿話は、三人称、いわゆる神の視点と呼ばれる語り口になっています。今回の挿話で、「主人公は小説家」というお題が消化されます。続く第三話は、ただいま執筆中です。あ、第一挿話で銀色の目をしている、という設定も消化できましたね。よかった、よかった。浪漫というテーマなのですが、「日本が浪漫の時代? ああ、じゃあ、スチームパンクだろ!」というSF脳みたいなのが働いて、蒸気機関が発達した設定が、これからもたまに出てくると思われるので、注意して読んでください(笑)。そうそう、第二挿話でメインになるキャラたちは、僕のシリーズ『抹茶ラテの作法と実践』のキャラクターたちです。約一年ぶりに、書きましたよ、愛すべき抹茶ラテのキャラ。それだけで僕はほくほく心が温まります。第一挿話には、『偽典』から、苺屋かぷりこと、魚取漁子。それから、偽典で名前だけが登場しつつも、出てくることがなかった、下宿の管理人・やくしまるななおさんが登場しました(『偽典』には、ななおの妹であるやくしまるななみが、たくさん登場したのでした)。書いていて作者自身が楽しいので、それが伝わればいいいなぁ、と思います。それでは、『れとろ幻想譚-るるせ報告書-』でした。

2019/10/08 16:25

と、いうことで始まりました新連載『夢浮橋モダン天鵞絨(ゆめのうきはしもだんびろうど)』。今はプレプロローグが公開されています。企画と連動して始まったし、企画の方でお題がたまにあるみたいなので、それを消化しながらの連載となっていきます。実は『プレプロローグ』では、最初に読んでもらうべき設定が、不足している状態です。なので、次のお話で、どうにか設定を提示できたらなぁ、と思います。そもそも主人公は小説家だ、って設定があるのに、プレプロローグだけ読むと無視してるっぽいです。いや、違うんだ、話が進むにつれて、小説を書くことになるんだ、と本当にそうなるのかならないのかわからないことを口走る僕。今回は、久しぶりの百合ものです! 詰め込み過ぎて、現在でも「は?」って感じですが、さらに「は? はぁ?」となっていく仕様にするつもりなので! 世界観を目いっぱい楽しむぞ! 『夢浮橋~』が始まった関係で、他の作品に費やす時間が短くなると思うのですが、それはそれです。今回の連載は、どうなるかわからないところも含めて、楽しむので、こっち優先でやっていきます。行かざるを得ないのですよー。本当にミステリ小説になるのかどうかも、今のところ、保留ですね。一話目、今書いているのだけど、早く主人公周辺の設定を出しておかないと、ミステリとか、やる隙間ができない。『夢浮橋~』は、世界観が命なので、優先的にミステリと関係ないことをたくさん書かないとならないのです。なので、「ミステリじゃないぞ!」と怒らないで、見守っていてほしいのです。だいたい、探偵役は〈退魔士〉だからね。退魔士ってなんじゃい! って話ですよ。あと、〈水兎学派〉ですよね、ポイントは。ガジェット多めにやっていきますからねー。うーん、半年か一年、企画は続く予定ですので、長丁場になりますが、よろしくお願いしますですよー。

2019/10/01 02:27

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