社会のあれこれ

全国ニュースになっているけれど、阿武町(山口県)が臨時特別給付金463世帯ぶんを誤って一世帯に4630万円(!)振り込んでしまい、しかもその後、振り込まれた側が返還を拒否しているってどういうことなの。

もう返せない、罪は償うといっているらしいけど、この数週間で全額使い込んだってこと? 明らかに不自然な額の入金なのに全額引き出して移動させたって……。

理解不能です。

2022/04/23 08:28

生理の貧困③
「生理の貧困」には③があって、それは経済的な貧困ではないけれど、たとえば、初潮を迎えた娘に親(とくに母親)がじゅうぶんな生理用品を買い与えない(買えないわけではなく、故意に与えない、つまり虐待のようなもの)ことや、父子家庭に育ったこどもがその時期を迎えても父親にいいづらくて必要なケアができない、などがあるようです。


前者は、娘がおとなの女性へと変化し成長することを母親が嫌悪し拒絶する、というものでしょうか。この母親の心理を想像すると、かなり深い闇を感じます。


後者は、わたし自身がこの家庭環境で育ったので身に覚えがありますが、幸いというべきか、当時のわたしには恥じらいというものがあまりなく、その状況に直面したとき、

「あ、これば自分の手に余る問題だな」

と早々に匙を投げて父親に

「どうやら生理というものになったっぽいのだがどうしたらよいだろうか」

と直球を投げたため、それをまともに食らった父親のほうが激しく動揺していました。

いま思うと申し訳ない……。


現実には、そうでないこどものほうが多いのではないかと思うので、年ごろの娘さんに対する周囲からのケアがあれば、だいぶ違うだろうなと思います。


実際、わたしがこどものころは、どこで生理用品を買うのかわからなかったし(当時はまだインターネットが普及していませんでした)、なにより、狭い田舎でだれが見ているかわからないので買うところを見られたくない、という思いがありました。

では、どこでそういったものを入手していたかというと、父親の行きつけの飲み屋のママさんが代わりに買ってくれていました。父親がママさんに代金を渡してお願いしてくれていたのです。とても助かりました。


母親がいないこどもにとって、親身になってくれるおとなの女性からの手助けは、ほんとうにありがたいものでした。


生理は、ほとんどの女性が長い期間つきあっていかなくてはならない毎月の一大事なので、おとなへと一歩足を踏み出した少女たちが、その出だしや早い時期に不安を感じたり不快な思いをすることがないよう、必要なものを速やかに手に入れられる環境が整うことを願います。


女になんか生まれなければよかった、という呪いを、少女たちが自分にかけてしまわないように。

2022/04/06 11:24

「平等というのはスタートを平等にすることではない。結果を平等にすることだ」

箴言ですね。ハッとさせられました。


ままあることなのですが、生理の貧困に対して

「スマホを手放せば」とか

「自助努力が足りないのでは」

とかいうのって、主に女性なんですよね。

男性は女性の生理に関しておそらくよくわからないのでしょうし(そういった知識を得るための教育がなされていないので)、積極的に発言することはあまりないのでは、と想像します。


先ほどTwitterで目にしたのですが、学校でトイレに生理用品を無料設置する案に対して、

「そんなことをすると生徒が甘えて生理用品を持参しなくなるからやめたほうがいい」

という意見が出た、という話で、唖然としました。なんでそうなる……。

実際にその取り組みを始めてみて、万が一、そういう課題が出てきたらその都度対処を考えればよいのではと思うのですが。なんでそこで「甘え」という言葉が飛び出すのか。(ため息)


自分自身はその恩恵にあずかっていないから、少しでも自分より楽な思い(というただの思い込み)をするひとが許せない、みたいな思考回路の持ち主、けっこういます。

なんだかな、とため息がこぼれます。

2022/04/04 14:07

生理の貧困②
たとえば女子学生で、生活苦のため毎月の生理用品の購入が難しい、けれどスマホは持っている、というひとがもしいたら、

「スマホを手放してナプキンを買ったら?」

というのでしょうか。

ソーシャルゲームなどに課金してお金が足りない、というのならそれもわかりますが、毎月やりくりをして格安スマホで費用を抑えているのにそれでも余裕がない、という女子学生もいるかと思います。

外側からは窺い知れない家庭の事情というものがあります。


そういったひとたちに手を差しのべるため、生理用品の無料配布を目指した取り組みなどがなされているようです。

こうした状況を受けてか、政府が国民に生理用品を無料配布する、という話も一時期あったように記憶しております。

それについては

「アベノマスクの二の舞になりかねないからやめたほうがいい。少なくともわたしはいらない」

と思ってしまいましたが。

必要としているひとのもとに届く仕組みがそれこそ必要。


そもそも、ふつうに暮らしていて生理用品のような必要不可欠なものが買えない経済状況の家庭が少なくない、という現状が問題なのでは。

経済格差は広がる一方。

いまはふつうに生活できていても、ひとたびなにかが起きればあっという間に貧困へと落ちてしまう可能性がある社会です。

(かつてのわたしがそうでした)


それでも「自己責任」「運が悪かった」で片付けられてしまう。

しんどい時代だなと思います。

2022/04/04 09:59

生理の貧困①
生理の貧困、という言葉をネット上でたびたび目にするようになりました。

これは文字どおり、生活苦のため生理用品が買えない、その費用を捻出するのに苦労することを表すものだそう。

これに対する意見で散見されるのが、

「スマホを持っているなら生理用品くらい買えるでしょ」

というもの。

理屈はわかる気がします。ただ、問題はそこじゃないのでは。

スマホ=贅沢品、という認識なのでしょうか。


いまの時代、スマホは贅沢品ではなく、もはや必需品ではなかろうかと思います。固定電話のない家庭も増えているのでは。わが家もそうです。


以前、ネットのドキュメンタリーで、いわゆるネットカフェ難民の密着取材の記事を読みました。

ネットカフェ難民とは、住む場所がなく、ネカフェを根城として生活しているひとのことをいいます。

彼らにとってスマホは生命線。仕事を探すのも単発のアルバイトに応募するのも、スマホなくしては成り立ちません。

いまの時代、個人の連絡先のない人間を雇う雇用主はまずいないといっていいでしょう。


それでもなお、スマホを持っているなんて贅沢だ、スマホを手放せば生活費に充てられるのでは、という声を聞きます。

2022/04/04 09:28

昨日発生した地方銀行でのATMシステムトラブル、山口銀行でも被害が出ていて、ワクチン接種会場へ向かう途中、通りがかったとある山銀では、駐車場や銀行への出入口に複数の銀行員さんたちが立って、利用しに来たお客さんひとりひとりに事情を説明されていたようで、大変そうでした。

雨も降っているのに。休日返上で。

25日が給料日という会社も多いだろうし、その翌日ということもあって、ひっきりなしに車が入っていっていました。


ニュースによると現在は復旧したようですが、システムそのもののトラブルで銀行側にはなんの落ち度もないのに、こういうときには現場で対応しなくてはならないというのは、ほんとうにお気の毒です。

2022/03/27 14:31

YouTubeで愛子さまの成年皇族としてのはじめての記者会見のごようすを拝見しました。

ご自身の長所についてのお答えが

「強いて申し上げるなら、どこでも寝られることでしょうか」

というものであったところに、不敬かもしれませんが、とても親近感を覚えました。

那須の御用邸にお着きになって、夕方ベランダでそのままお眠りになって、気づいたら朝だった、というエピソード、すごい好き。

2022/03/22 00:53

お昼ごろにYahoo! JAPAN からメールが届いて、4月上旬からEEA (欧州経済連合)とイギリスでのYahoo! JAPAN のサービス提供を終了する、とあり、びっくりしました。

思わず、

え、もしかしてこれ、スパムとか?

開いたらマズいメールだった?

と焦ってネットで検索してみたのですが該当するトピックは見当たらず。マジでヤバいメール開いちゃったかなと思っていたら、午後になってちらほらとこのニュースを目にするようになり、ちょっとホッとしました。

いや、びっくりはしたままですけど。

もしかすると、企業として公式なアナウンスをしないまま、ユーザーにいきなり直接、告知をしたということでしょうか。ニュースのタイミングからして、メールのほうが先に届いたのかなという印象だったので。違っていたらすみません。

どうやら、個人情報に関する規制が欧州では厳しくなるため、という事情のようです。

(それに対応するためのコストが見合わない、とか?)


たとえば情報統制が敷かれているような某国が、国民に対してインターネットの利用を制限する、という話なら、いまさらそれほど驚きはしませんが(決してそれがふつうという意味ではありません)、ネットの世界に新たに国境ができてしまうというのは、びっくりです。

日本は個人情報の扱いがけっこう雑というかザルなイメージがありますし(あくまで一部では、だと思いたい……)、わりと頻繁に個人情報漏洩していますし、おいおい大丈夫かよ、とは思っていましたけれど(^^;)

2022/02/01 17:23

いまニュースを見たのですが、来月一日から県内全域にまん延防止法を拡大・延長とのこと。

なんで来月?

明日から一週間は様子見ってこと?

いまがピークでは?

岩国市、和木町のまん延防止法が今月末までだから、それまで待って、ということ?

知事の苦渋の決断なのかもしれないけれど、地域拡大・延長するなら、もうすこし早い時期に判断がなされるものと思っていました。


県内の濃厚接触者にあたる基準も、

同居する家族

マスクなしで1m以内の距離で5分以上、会話をした場合

のみに絞られるという記事を目にしました。

濃厚接触者の待機期間は10日間に短縮。

(一部修正しました)


保健所もパンク寸前なのでは。

2022/01/24 20:45

震源は日向灘。

大分県は震度5強とのこと。

被害がないことを祈ります。

2022/01/22 01:17

深夜に津波警報・注意報が発令されてから約5時間。各地で津波が観測されつつも、いまのところ被害は伝えられていないとの報道ですが、眠れない不安な夜です。着の身着のまま避難されている方もおられることと思います。なんとかこのまま被害なく無事に過ごせますように。

先ほど、岩手県の注意報が警報に切り替わり、長崎と鹿児島のそれぞれ西部に新たに津波注意報が発令されました。

現時点では津波警報・注意報の解除の目処は立っていないとのこと。予断を許さない状況ですが、引き続き最新の情報を注視して適切な判断をしていきたいと思います。


昨日の大学前でのあの事件の発生から、この現在の状況、受験生のみなさんの心中を思うと不憫に思えてなりません。

2022/01/16 05:16

今日の県内の感染者数は104人。

米軍基地内での新たな感染者は182人。

あわせて300人近い。人口の少ないこのド田舎で。

年明けには感染が広がるだろうなと予想はしていたけれど、ここまでとは。


沖縄県に続いて、広島と山口にもまん延防止法が適用されるかも、というニュースを先ほど見ました。

過去に自粛要請を受けて、県内の各店の判断により飲食店で時短営業などはあったけれど、まん延防止法はたぶん適用されたことないはず。


【追記】

県内ではどうやら岩国市と、隣接する和木町限定で適用されるらしい。一部地域のみ、というのもあるのですね。

2022/01/05 22:58

沖縄県の今日のコロナ新規感染者数が600人超えになるのでは、という速報が届きました。米軍基地から感染拡大したということは、岩国でも同様に感染が広がる恐れがあるということ。すでにその兆しは見えますし、隣県の広島にまで飛び火する可能性も大きいと思われます。仕事で行き来するひとも多いでしょうし、年末年始でかなりのひとの移動があったはず。


岩国市は昨日、今年(令和3年度)の成人式の延期を発表しました。やむを得ない判断だと思います。中止ではなく延期なので、状況が落ち着けばあらためて開催されるのでしょう。

知り合いの高校生はコロナ発生の時期に高校に進学したため、学校行事の多くに影響が出ていると聞いております。最たるものは、やはり修学旅行でしょうか。

どうしようもないことではありながら、

「コロナだから仕方ない」

という諦めをこどもたちに背負わせてしまうのはとても心苦しいです。

おとなでもしんどいですから。


マスクや手洗いうがい、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保は、もちろん自分を守るためでもあるけれど、自分や家族など身内のためだけでなく、等しくほかのひとたちを感染の危険から遠ざけるためでもある、ということを忘れないでいたいです。

「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスは結果として自分を危険にさらす思考のバグのようなものだと思いますし、仮にもしほんとうに「自分だけは大丈夫」だったとしても、ほかのひとたちは大丈夫ではないのです。

2022/01/05 12:09

そういえば先日、山本彩さんが体調不良のため活動休止されるというニュースを目にしました。

コメント欄を見ると、多くのファンの方が

「彼女はがんばり屋さんだから無理していたのでは? 心配」

というふうに気遣っていらして、きっと責任感のある方なのだろうな、肩の荷を降ろしてゆっくり休んでいただきたいな、と思いました。


以前、たしかnoteに書かれていたものだったか、「平手友梨奈が称賛される世の中が嫌いだ」みたいな文章を読んだ記憶があります。タイトルからミスリードされがちですが、平手さんを批判するものではもちろんなく、

「十代の少女が舞台上で倒れるまでパフォーマンスをして、それを『よくがんばった』と称賛するようないびつな世の中が嫌いだ」

というようなニュアンスのもので、共感しました。


力尽きるまでがんばるのが美徳、という異様な価値観は昭和でおしまいにしたいものです。

しんどかったら休んでいいのよ。

あなたの身体は、あなたの人生はあなたのもの。

2021/11/28 08:50

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