ふうん。それ、実際の設定としては、合っているの?
扇賢様は無敵さを打ち出している人の設定ですから、ただの冒険譚が読みたい時はあの人の話でいいわけですが。彪君の話を読みたい時ってのは、多分、悩める少年の話(ただしハッピーエンド)を読みたいというときなのではないですかね。扇賢様はよくO型だって予想されますが、彪君はB型だと想像なさる方が多いようです。

『生涯小説』ねえ……。それにしちゃあ、地味な作風だけど、こんなんでいいのかなあ?

大体、扇様はともかく、俺という主人公が地味だよ。

それは、難しいのではないでしょうか。淳虎さんにとって、『天地界』のお話は、『生涯小説』なのだそうですから。

安易に脇役を主人公にするからだよ。

……ていうか、あんた、『天地界』以外の話、書けないの?

扇賢様のお話も、大体は書いてあるんですよ。だけど、脇役であった彪君、あなたが別シリーズ上で主役を務めるようになったせいで、扇賢様の話の途中から、いきなり君が強くなってたりするようになっちゃったんです。それでこれは困ったな、と。
なんだか、話がでかくなってきたけれど、大丈夫なの?と、いうか、扇様の話はまだ一話しか公開していないじゃない。しかも、連載途中。
そうなんです。要するに、『二人主人公』です。
彪様のお話の最後まではできたらしいのですが、そこから今度は、扇賢様のお話と、一本化なさる予定になったのですって。
だけど、俺のシリーズの終わりまでの設定は、もう済んだんでしょう?今更、いったいなにを。
大きなお世話だ、と言いたいところですが、その通りです、はい。
要するに、行き詰まってたんだよね。
……暎蓮様。作中人物のあなた様なら、わたくしのこの悩みがお分かりにならないわけがないでしょう。

そうですね、ずいぶんお休みしてましたものね……。

淳虎さん、これには何か理由があったのですか。

なんだか、この『小部屋』に来るのも久しぶりだねえ、お姫様。

おお……。


と、いうことらしいです。今後も、皆様とお会いできるのを、お待ちしています!

それでは、皆様、今後も、できましたら、ぜひ応援をお願いします。


それでは、私から。

ふう……。

手厳しいけど、それが現実だね。

今回も、全員でため息をついて終わりそうな予感がするよ。

それには、読者様が必要なのでは?やはり、読んでくださる方がいらっしゃらないと……。
でも、実現できたら、素敵ですわね。いいお話ですわ。
構想だけはな。まだ、本編は書いていないようだが。……そこまで、根性が続くのかどうか、疑わしいがな。

まあ!

お二人が主人公なんて、素敵です!構想はそこまで進んでいるのですね。

小耳にはさんだんだが、『彪』シリーズと俺のシリーズがひと段落したところで、この二つのシリーズは統合されて、彪と俺の二人が主人公になるようだぞ。
それに、ずいぶんお強くなられましたわね、彪様。
充分、しているみたいだぞ。それにしても、彪、お前の出番がずいぶん増えたな。

……この話は、よそう。


……それで、今はなんと3つもの連載を抱えているわけだけれど、あの虎、混乱しないかね。

あら、どうしてですか?
……お姫様。……俺は、『かわいく』はなりたくないんだよ……。
彪様は、とてもかわいらしく表されていますものね。
イメージが違うってだけで、別に悪くはないと、俺は思うけどね。
お二人は殿方だから、まだいいじゃありませんか。問題は、わたくしたち女性二人ですわ。
わたくしもちょっと……。作者殿のあの絵でわたくしを描かれた日には、女性たちから苦情が来るでしょう。
あのへったくそな絵でか?……冗談じゃない!それこそ、印象が悪くなりそうだ。
誰とは言わないけど、作者さんが、早くアイコンを用意してくれればいいんだよね、つまり。
いえ、この場合、扇賢様が一番厚遇されていらっしゃると思います。私たちの方が、作中と違いすぎるのです。
作者に文句を言ってやれ!……俺だって、一応、人間だぞ!
やはり、ご自分の印象と違う外見を持たれるというのは、皆様不慣れだからでは?

やめてよ、姐さん。

……久しぶりの『小部屋』の更新なのに、このさえない雰囲気は、なに?

あなたは妙にかわいらしいわね、彪?
ある意味ばっちり、扇様のイメージを表してるじゃない。
お前たちはまだいいだろう、人間の姿なんだから。俺なんか、これだぞ。

そうなのですか、暎蓮姫?

……わたくしも、なんだか、常の自分と違うような気がして……。

ああ、それは、私もそうなのです。作中とこの小部屋の中では、顔や髪形が、どうやらずれているようで。最初は、私もこのお顔に慣れずに、気になっていました。
いえ……、わたくし、このような顔と髪型だったかしら、とつい、思ってしまって。
王音様、ずっと鏡をご覧になっていらっしゃって、どうかなさったのですか。

ページトップへ