ゲーム開発:銭湯
『
美形からくり人形と行く異世界見聞』(書籍版タイトル『機巧姫流離譚』)のゲーム版の進捗状況です。
1500年ごろを描いた絵にお風呂に入っている様子があります。
この時代は湯舟にお湯をはるのではなく、サウナ式が一般的だったようです。
それだと今ある銭湯のイメージとズレてしまうので、今作では入口が男女で別れていて、中に入ると洗い場があって……という作中の描写になりました。
こちらがゲームでの銭湯の外観です。
表現の限界もあるので、あくまでこんなイメージなんだなと思ってください。
二階建てになっているのも作中で描写されているとおりです。
銭湯の一階になります。
入口は二つあり、それぞれ二階へ行く階段があります。
入ってすぐは土間でここで履き物や武具を預けます。少し高くなっている番台にいる人にお金を払い、脱衣所へと進みます。
脱衣所の先は流し板という板張りの体を洗う場所です。壁際には銭湯から出る時にかける上がり湯があります。
一番奥に湯船があります。石榴口は低く、屈まないと湯船のある部屋には入れません。理由は作中でも触れているとおり、お湯を冷めにくくするためです。
銭湯の二階です。
こちらは男性側の入口から入れる場所です。銭湯に入るのとは別料金が必要になります。
ここではお茶を飲んだり菓子を食べたり、囲碁や将棋を楽しむ社交場として利用されていました。(囲碁や将棋に似た遊戯もあるということで)