恥じらいを持て!!
コロナ禍、「ベトナムから部品が入ってこない」ことを理由に、2年もの間、お湯が出ない生活を強いられた。
ネット見てみろよ。どこも、給湯器の部品がベトナムから届かないから、修理できないって問題になってるだろ? と、管理会社の人は言うわけです。
確かにな。修理を「1か月」待たされた。という話を見つけることができた。
だがしかし、どこにも1年とか2年とかいう話は見当たらない。しかも、管理会社の管理下の話ではなく、一般的な日本国全体として、の話だ。お前んとこの会社で、そんなに給湯器が破損したのか? ネットでトレンドになるくらい?
言いたいことは、ゴマンとあるが、まあ、よい。
問題はそこではない。
その間、どうしたってお風呂には入りたいわけで、銭湯通いも板についてきた。なんといっても、2年、通ってますからね。
何より、銭湯は気持ちが良い。家族風呂はどうしたって狭いが、広大な銭湯の湯舟は、程よい水圧と、安定した温もりがある。さらには、ジャグジーがあったり、サウナがあったりするのだ。
いいよ~。気持ちいいよ~。
コロナ禍であっても、銭湯の良さは変わらない。
十分温まって、脱衣所でふぃ~っと一息ついていると、その傍らで、どすどすどすどす、と、足音がする。いくら同性とは言え、着替え中をガン見するわけにいかないから、何気に、視界の隅に入れると、なんと、パンツ一丁でロッカーと鏡を往復している。
思わず、え? っと、後姿をガン見してしまったが。
お連れ様が、何かを忘れたらしく、カバンの中に「ない」と主張。あーでもない、こーでもないと、言いながら、何の用があるのか、鏡とロッカーを何往復もしている。しかも、上半身は、すっぽんぽん。そして、お連れさんは上だけ着て、下はすっぽんぽん。
足して二で割れってか!?
いや。いくら女湯の脱衣所でもさ。いくら、同性しかいないっていってもさ。どすこい! と言わんばかりに体重をかけて歩き回ることはないと思うんだよ。
しかも、彼女は、わたしよりも10分ほども前に上がっていったはずだ。湯冷めしないように、脱衣所の温度は温めてあるといっても、限度ってもんがあるでしょう。
さらに! ごーっとドライヤーの音がしたと思ったら、パンツいっちょで! 股に! タオルを挟んだまま! ドライヤーをかけ始めたではないか!! 一瞬視界に入ってきたときには、この人の股には、生えているのかと思ったよ! ええ。思いましたとも!
「チん子⁉」
LGBT+Qを差別するつもりはないが、さすがに、女湯に心が女性だからって、生えてる人がいたら、それはちょっと違うと思うんだよ!
いや~、女湯の脱衣所って、カオスだね。
日本女性として、奥床式乙女は、ネズミ返しもついてるもんだけどさー。
鼠返しまでは要求しない。けどさ、女性としての恥じらいは、持とうよ。同じ同姓しかいなくてもさぁ。