励ます歌、励まされる歌、励まされた歌
大災害が起こると、助けたくてもその手段がない人たちは、頑張れってエールを送る。
その時の歌は、大抵、優しい歌が多い。
そして、その優しい歌は、今流行りの歌ではなく、ワタクシが青春時代を送った歌なのだ。
バブルが弾けてどん底に居たワタクシ世代は優しい人が多いのかな。
それと、アニメソング。代表してアンパンマンの歌。
アンパンマンは、愛と勇気しか友達いねーのな、ってバカにしていたあの頃の自分を恥じている。
あれは、愛と勇気のみのお友達ではないのだ。
人の友達が誰もいなくても、愛と勇気だけは、あなたを裏切らない揺らぎない共にあるものだってことを、信じられなかった。若気の至り。
あなたの中には、愛と勇気が一緒に寄り添っているよ。
涙の時も人生に打ちのめされても、物理的にすべてを失ったとしても、愛と勇気は、裏切らずに力をくれるよ。
今はその時ではないかもしれないけれど、いつか、それが胸の中に熱をもってくるよ。
その時を待って、それまでは、精いっぱい悲しみに暮れてて大丈夫。
大丈夫だよ。
宮城県沖地震と阪神淡路大震災と東日本大震災を経験したアタシが言うんだから、本当だよ。