話し言葉
音声にした言葉と文字にした言葉は、伝わり方が違う。というのは、放送大学で取った言語学で学んだ。
さて。
相変わらず、計画的犯行がままならない素行の悪さ。金曜の夜に慌てて場板(作業台)の前に座り、ほぼ二日貫徹で、日曜の午後3時過ぎに納品に向かうという生活をしている。
もちろん、夜中は眠くなるので、youtubeに眠くならないような曲を詰め込んで作業用としてリストを作ってる。
お金払ってないから、途中でCMが入るのは仕方がないとして、しっとりと小田和正が歌った直後に、ジャ、ジャ、ジャーン!! と火曜サスペンス劇場が始まったりするので、なかなかに刺激的だ。
最近、そのリストに仲間入りしたのが「ダイナミック琉球」。いろんな人が歌ってるけど、ワタクシ的には、成底ゆう子さんのがお気に入り。
その歌詞の中に、「夜空を渡る夢のサバニ」というフレーズがあるんだけど、「サバニ」というのは、言わずと知れた、沖縄の漁船のこと。南西諸島で使われていたらしいから、沖縄独特のものではないらしいけど。
これがさ。
「夜空を渡る夢の『鯖煮』~♪」って、聞こえるわけよ。ってか、知らなかったら、絶対、鯖煮だよ。これ。
タイトルに「琉球」ってついてるから、これは、沖縄の歌だとわかる。
『昔、沖縄で、苦労して鯖煮の缶詰を作った職人さんが、夢をもって輸出に取り組んだ話』でもあんのかな。っていう妄想がめぐるのは、必然だと思うんだよ。
琉球の雰囲気が素敵な歌なのに、なんで鯖煮なんだろうなって、思うじゃん。
え! 鯖煮!?
いえ、サバニです。