日々ログ

mikaさん、しゃべログで取り上げていただきありがとうございます。星新一と言えばアシモフ(ロボット三原則で有名ですよね)の大ファンなので、SFが好きならそこから語るべきなのでしょうが、本は持っていないし長くなるので、そのうちにまた語りたいです。語るべきで語らなかったことと言えば(こちらの方がmikaさんには興味があると思うのですが)、星新一は祖父の星一の伝記『人民は弱し 官吏は強し』を書いていて、星一は星製薬をつくったひとなんですね。このひとは福島の政治家でもあり、星新一はその繋がりから、いわき(第一原発のあるいわき市ですよー)の地元の同人雑誌に寄稿したことが何回かありました(いわき市図書館に寄贈されている実物を読みました)。

その関係で、僕の住む茨城との県境にあるいわき市勿来関文学歴史館(僕が現在働いている資料館とも繋がりがありますので、宣伝です、宣伝)で、星一展を開いたこともあります。勿来とは、「来ることなかれ」という意味で、東北は蝦夷地で、朝廷とは別の人々が住む土地で、勿来はその最前線の基地があった場所だったのです。

mikaさんが興味ありそうな話をしよう、と思ったら『本棚は、僕を描く』で書きたい内容が浮かび上がってきてしまいました。『人民は弱し 官吏は強し』は、電子書籍で読んだので、まだ書く余地があるな、なんて思いました。

星新一は、いつものショート・ショートの文体で長編小説『ブランコのむこうで』というタイトルの作品を書いており、この作品、僕は大好きなのです。生と死についてのことなど、ヘヴィーなことをストレートに、それもいつもの文体で描いていて、心が打たれます。

嬉しくなってついつい語りすぎてしまいました。ではでは。

2022/12/16 23:52

コメント(-)日々ログ

コメントを受け付けない設定になっています。

プロフィール

ロシア文学が大好きです。 2012年2月からロシア語を勉強しています。

NOVEL DAYSで活動中です。
...

更新中のテーマ

完成テーマ

アーカイブ

ページトップへ