日々ログ

彪と暎蓮と淳虎

こんばんは。そして、初めまして。『天地界』シリーズの作者、淳虎です。


今回は、『彪~Age13~』シリーズが、なぜ生まれたのかをお話したいと思います。


もともとは、彪は、拙作である『玉雲国物語(主人公は、扇賢です)』の第2作目から出てくる、扇賢を助ける、力強い弟分でした。そして、暎蓮は、その扇賢と結ばれるヒロイン。

彪は、扇賢の弟分でありながら、庶民の出で、厳しい暮らしをしていたせいか、王族でである扇賢よりも大人な部分があり、時々は、子供らしくなく、年上の扇賢をたしなめたりします。扇賢も、案外、その言葉に真面目に向き合ったりして。

しかし、彪は、『巫覡』ゆえに、純真な心を持っているせいか、書いているうちに、「彼ならこうするだろうな」とか、「いや、彼ならこう言うだろう」とか考えているうちに、かわいい部分も持っているキャラクターになりました。それを、書いてみたい、と思ったのがきっかけです。


肉弾戦では無敵の扇賢とは対照的に、肉弾戦には弱いものの、『術』と頭を使って、敵に勝とうとする彪(はっきり言って、扇賢は単純な性格の持ち主です)。どちらも、『暎蓮を守る』という意識では、一致しています。


残念ながら、暎蓮には扇賢がいるので、そして、彪は『巫覡』なので、彼らの間には、明確なロマンスはありませんが、彪は、暎蓮に対する時々のドキドキに心をときめかせつつ、一生懸命、彼女を守ろうとします。


淳虎は、サウンドトラックというものが大好きで、このシリーズを書くときは、必ず、アニメの劇伴で有名な、岩崎琢さんの曲を聞いています。

ちなみに、勝手に決めた、まだ13歳の彪のテーマ曲は、『Harmony』という曲です。暎蓮のテーマは、『Family』。もしよかったら、聴いてみてください。


今後、『~Age13~』シリーズが、どういう展開を見せるのかは、まだお話しできませんが、総じて、ハッピーエンドになれるよう、頑張りますので、機会があったら、是非読んで下さったらうれしいです。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

それでは、またのお話は、次の機会に。ごきげんよう。

2018/06/11 19:54

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