母の日に
こんばんは。
今日は黄砂の影響でどよ〜んとしたお天気だった。洗濯物は室内干し。
午後、食材を買いにショッピングモールへ行った。明日は母の日。花屋さんの店先はカーネーションなどの花を買う人でいっぱいだった。
母親になってから、いろいろなプレゼントをもらった。子どもたちが社会人になってからは、美容系の小物をもらうことが多い。老いが加速している私の容姿を心配してくれてのことだろう。有り難い。
はっきりとは覚えていないが、私がアラフォーぐらいのとき、周りの友人とアンチエイジングの是非について話したことがある。そのときの私はキッパリと「歳に抗うことなく、自然に老化を受け入れる」と言っていた。ところが、いざアラ還まで歳が進むと、何とかして現状を維持したい自分に大変身。月日は人を変える。
実家の母を説教することが何度かあった。「老いては子に従えって言うじゃない。だから私の言うこときいて」
82歳の母は典型的な内弁慶。そして体裁を異常に気にする。自分では出来なくなったことも、出来ると言い張る。私はほとほと疲れて、もうどうにでもなれと匙を投げ、強い口調になる。帰りの車の中で母への態度を思い出して落ち込む……
言い争いのあと、母は言うのだ。
「この歳になってみないとわからない」と。母が単純に意地を張ってたと思っていた。
ふと気づいた。
私が今やっているスキンケアが頭に浮かんだ。シミやシワに支配される顔にしておけない。少しでも今のままで…… せっせこ、せっせこ。アラ還になって、どれだけ自分が抗っているか、自覚した。
そろそろ母の言葉の真意を受け入れなくてはいけないね。「この歳になってみないとわからない」と言うことを。