日々ログ

しおむすびさん。


作家は多かれ少なかれ「おんどりゃあああああっってなる」ひとたちです。自己主張強いひとが多いけど自己主張も煎じ詰めれば「テーマ」になるし、執筆にはそれこそ「おんどりゃああああ」って書く気概が必要だからだと思っています。

『文学史』をしおむすびさんも学んできたと思うのですが、たとえば筑摩書房から『文豪たちの大喧嘩 ─鴎外・逍遥・樗牛』という本が出ていますね。この本の内容を抜粋すると「鴎外にだけは気をつけよ」好戦的な厄介者、論争家としての鴎外。「『小説神髄』の執筆は御苦労であったが、我が文壇に影響するところは皆無」鴎外の標的とされた逍遙。「目指す相手は森鴎外」独立独歩の若き批評家、高山樗牛。攻守転々三つどもえ、目くらましあり、禁じ手ありの筆合戦。明治文学の黎明期に起こった文学論争を通して、文豪たちの意外な素顔を描く」です。

彩図社文芸部からは『文豪たちの悪口本』という本が出ていますが、 2019/5/28に発売です。今も文豪の喧嘩は人気なのですね。具体的には、例えばダイアモンド社のダイアモンドオンラインには、『文豪は「悪口」もやっぱりすごかった!中原中也、太宰治に永井荷風、菊池寛の“文学的”ののしりあいとは?』という記事が掲載されています。中原中也と太宰治の喧嘩も、ブロマンス変換させると『文豪ストレイドッグス』の関係性になりますし、この『文スト』、ぜひ読んだり観たりしてみてください。ちなみに僕の夢は「『文スト』の登場キャラクターになること」です(笑)。


なにを言いたかったかというと、「おんどりゃああああ」ってなるのは恥じることではない、ということです。でわでわ。

2023/01/26 22:41

コメント(-)日々ログ

コメントを受け付けない設定になっています。

ページトップへ