随想遊戯

以下、ネタバレ注意。ここはフセッターみたいな使い方してるので、ネタバレはします、よろしく。


シンエヴァ、ラスト映画、初日、観に行きました。未だにこころの整理がつかないです。マリの同人誌を漁ろうと思いました。でも、今後、ラストがわかったあとで書かれた同人誌で、という意味で、です。はー、最高だった。アスカはませているので、ませている故にロリコンお兄さんの魔の手にかかってしまったけど(笑)、まあ、最強メインヒロインが最高に最高だったので僕は大満足だにゃー!! 衒学趣味で伏線じゃないのは削ってストーリーの流れのガジェットとしてわかるものを使ってなだれ込む手法、つまり、〈枝葉はわからなくていい〉ので知りたいことはこれでしょ、〈幹の部分だけ観てればいいぜ〉、だからこう来ます! って展開が熱かったし、旧劇では不可能だったことですね。でも旧劇のファンもマリなどに関しては〈考察の余地〉が残っているのでにっこりする、そこらへんの巧さも含めて、みんな満足できたのではなかろうか。どうだったか。「ザックリと、わかるかたち」で、終わらせてくれた。これ以上、なにを望めと言うのか。最高でしたよ、最高。共同体が回復して、そこに初期ロットさんが触れた故に言えた台詞「みんなあなたのことが好き」のおかげで、悲劇を免れた。懐古趣味ではなく、エヴァで考えると異質なこの世界線が、どうしても必要だったのだ。そして、恋愛が基本、カップリングであり、複雑な肉体関係みたいなことはなかった(見せなかった)のも、時代の変化が生んだものだろうな、と。「セックスはパートナーとしましょう」ということへの要請が、映画として現代性になるのだな、とちょっと考えた。

2021/03/10 01:31

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