宇津保物語の角川ソフィア文庫で完訳が出るから、ほしい。仙台に行ったときにでも買えればなぁ、と思う。怪談の講座に出たので、宇津保物語や雨月物語を参考文献とする中上健次をちょっと読み返したくなって、そういや宇津保物語は持ってないな、と気づいた。雨月や続編の春雨物語は僕は自分の作品でもテーマ素材に使っているけどね。今年の群像新人賞に送る原稿からは中上を意識したい。こうやって筆を走らせていると、文学について、まだまだ考えることがありそうだ、と思う。今夜、時間があれば廃園のトロンボーンの誤字脱字修正もしたい。安藤礼二さんの本を山形で買ってきたのだが、大江や中上、三島の話ががっつり書かれている。早く読みたいところだ。実話怪談も物語のベースにすることが出来るので、黒木あるじ先生と鷲羽大介先生との出会いも大きい。勉強の幅が広がる。雰囲気を掴んだら未発表原稿も書きたいなー、っと。