以下は子冬さんの活動報告に書いたコメントから抜粋した文章です。

「この時代は境い目です。だからこそ、皆様お一人お一人の力が必要になる時代です。次の時代を創るのはあなた様なのです」の言葉に共感しました。そう、子冬さんが言うところの「思想」であり僕が言うところの「言葉」。倫理規定の話がここでは語られていますね。よくひとは「主義・信条」という、〈ある程度範囲が大きい＝共通認識を持っている人々がいる〉ものについてを考えますよね。例えば子冬さんが語る「良心」というのは、確かに教理的に同じなら共通理解がなされ、そのなかでは普遍的である、と信じられるものだと思うのですが、僕はそこからもうちょっと〈個人的〉である、そのひと特有の〈信念〉について考えます。同じ思想を持っていても、環境要因など人間ひとりひとり置かれた環境が違うので、根本的な根っこにある「信条」が同じでも「信念」はひとりひとり違わざるをえないと僕は考えていて、その信念は言葉として現れる、と思っています。多様性なんてたいそうなことはいえないけど、でも、子冬さんと僕の準拠する「世界を変えていくもの」は、呼応する、と考えています。子冬さん、そのこころざしに向かって、これからも思索を続けていってください。理想を追う人生も良いものですもんね。