日々ログ

2023年はうさぎ年!

#私の本棚



『ウサビッチ』(富岡聡監督)というアニメのキャラクター・グッズです。


お話の舞台は1961年8月のソ連

囚人であるプーチンとキレネンコが主人公のシチュエーション・コメディ。

1話あたり90秒というスピード展開で、台詞もほとんど無いサイレント・アニメーションです。


上の写真に撮ったプーチンとキレネンコのフィギュア、よく見てください。

二羽が手に持っている名前の看板に、違和感がありますよね。


キレネンコは「КИРЕНЕНКО」とキリル文字で書いているのに、プーチンは「PUTIN」と英語で書いています。

どうしてプーチンは「ПУТИН」と書かなかったのでしょうね?



シーズン1(2006年)ではプーチンとキレネンコの退屈なラーゲリ生活が描かれ、最終話でキレネンコが脱獄。プーチンもついて行くことに……!

キレネンコは元マフィアのボス、プーチンは善良な労働者という設定です。


シーズン2(2007年-08年)では脱獄したキレネンコとプーチンの逃避行が描かれ、二羽を追跡するミリツィア(民警)とのカーチェイスが見どころ。


この逃避行でプーチンとキレネンコが乗っている車は、モスクビッチ407をモデルとしています。

モスクビッチ407は、1958年から1964年までソ連のモスクビッチ社で製造されていた実在の車なのです!

モスクビッチはМосквич(ロシア語らしく発音するとマスクヴィチ)、「モスクワっ子」というような意味です。



日本のアニメなのですが、ソ連時代のカルチャーが随所に盛り込まれているのが面白くて、放映当時は夢中になって観ていました。

シーズン1開始から今年でもう17年になるんだなぁ、懐かしいですね。


マフィアのボスだったキレネンコを裏切り、組織を乗っ取った悪党と対決するシーズン3も面白いですよ。


2023/01/09 22:49

コメント(-)日々ログ

コメントを受け付けない設定になっています。

プロフィール

ロシア文学が大好きです。 2012年2月からロシア語を勉強しています。

NOVEL DAYSで活動中です。
...

更新中のテーマ

完成テーマ

アーカイブ

ページトップへ