桐乃さん
桐乃さん、熱中症の症状があったとのこと、心配しておりました。
その後の体調はいかがでしょうか……。
二十四節気で言えば、今はちょうど大暑(7/23~8/7頃)の時期ですので、みなさんも言っておられますが、どうかご自愛くださいませ!!
そのようななかで、『きものがたり』を読んでくださり、感謝です!
わあ、桐乃さんのお父さまは大島紬をお持ちだったのですね。
もしかすると、なにかの折にご家族が誂えたお品で、お父さまがお若い頃にお召しになっていたのでしょうか。
日常的に着物を着ないかたでも、お守りのように大切に箪笥にしまっておられるという話も聞きますので、そういうお品かもしれませんよね。
桐乃さんの大事な思い出を分かち合ってくださり、どうもありがとうございます。
わたしが母から受け継いだ着物のなかに、大島紬っぽい紬もいくつかあり、マイサイズに仕立て直して、秋冬に愛用しています。
紬の産地は全国各地にありますので、大島紬という確証はなく、結城紬という可能性もあって。
自分で誂えたものと違い、譲り受けた品は証紙がないので、見た目や手触りなどの特徴から、どういう来歴のものかを想像する(推理する?)のも楽しいですね。
大暑の初候(7/22~7/26頃)は、七十二候では「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」と言うそうなんですね。
この暦の言葉を見て、桐乃さん!!って思ったわたしです。
ここで言う「結花」とは、来年用の花のつぼみを指しているそうで、「桐一葉」という言葉もあるとおり、桐というのは、先を見通す意味をもつ植物なのだなぁと感じ入りました。