かぼすちゃん人気再び
4月3日から数日間、Twitterの左上のロゴが青い鳥からドージに変わっていて、びっくりしましたよね!!
イーロン・マスクがTwitter社を買収した際のユーザーとのふざけた約束事を本当に実行したもので、さすがイーロン・マスクと言うか。
このドージのロゴ、伝説のコナミコマンドでくるんと一回転するとか……!?
噂が流れてきて、わたしもわざわざPCでTwitterを開いて、入力してみました。
上上下下左右左右BA
(ドージがくるっと回る)
うわわわわわ、本当に回った!!(大笑)
なんだか久々に昔のTwitterに戻ったような、楽しい気持ちになりました。
わたしがいまのアカウントをつくったのは2010年なので、もう10年以上前の話です。
最近のTwitterって、
「新しい言論のプラットフォームに!」(キリッ)
という感じで仰々しくなって、押しつけがましいなぁと感じていました。
企業や政治家の公式アカウントが増えて、すごくビジネスの場になりましたよね。
ユーザーが増えたことで、いつどこから殴られるか分からないという、すごく殺伐した空気感もあります。
1クリックで1枚クッキーを焼く「クッキークリッカー」という、めちゃくちゃどうでもいいブラウザゲームが爆発的な人気を博した頃(2013年)のTLは、のんびりした時代だったなと思います。(クッキーババアと呼ばれていましたよね。覚えているかた、いらっしゃるでしょうか)
あとは、コルタサルの『南部高速道路』をオマージュした、「若冲展待機列SF」という大喜利が大流行していた頃(2016年)が、TLを眺めていていちばん楽しかったなぁ。(その狂気じみた待機列に実際に並んで若冲見ました。しみじみ)
Twitterのロゴがドージに変わったおかげで、再びドージのモデルである日本のかぼすちゃんに世界の注目が集まり、さまざまなニュースで取り上げられていて、うれしかったです。
かぼすちゃんの飼い主さんが驚きの声をビデオメッセージで寄せたり。
現在のかぼすちゃんは17歳とのことです。
元気で長生きしてほしいな。
せっかくなので、わたしが以前書いたドージコインにまつわるエッセイの表紙を新しく作り直しました。

以前の表紙絵はふつうの柴犬(notかぼすちゃん)の写真だったので、やはりドージコインを入れなければと思いまして、このようなデザインにしてみました。
ロケットのイラストはDenis Yevtekhovさんの作品(ライセンス取得済み)です。
本文は何も変わっていません。
残念ながら、現在ではTwitterの左上のロゴは青い鳥にもどってしまいました。
しかし、コナミコマンドの裏技はまだ生きています。
青い鳥がくるっと一回転してくれますよ!