しおむすびさん
しおむすびさん、めちゃくちゃお忙しく過ごされているなかでお読みくださり、どうもありがとうございます!
そうなんです、アメリカ文学の名作の数々が「禁書」とされてしまって、学校図書館や公立図書館から排除されてしまっている現状には、やるせない思いでいっぱいです。
黒人や有色人種への差別の現実を赤裸々に描いた作品が「禁書」とされる傾向があるのですが、その理由が「白人の子どもがこれを読んで後ろめたい気持ちになるから」というものでした。
え、作者はそれが目的で書いているんじゃないの!?
白人の読者が、自分たちがしてきたことを振り返って、無自覚で犯してきた「罪」に自覚してもらいたくて、作者は書いているんじゃないの!?
それを読んだ子どもたちが罪悪感を覚えるというのは、作者の意図を正しく読み取っているわけで、とっても大事なことでしょう!?
と、言いたくなりますね。
差別主義であるのも、反LGBTであるのも、「ママたち」ご自身がお持ちの思想・感情です。
それを自分がそうしたいからと言うのではなく、「子どもたちのため」「子どもたちの教育に悪い」と、子どもを免罪符に使おうとするところが、いちばん問題であると思います。
しおむすびさん、人手不足のなかで本当に子どもたちのために、ご自身の身を削って奮闘しておられて、頭が下がる思いです。
あと1か月ちょいで夏休みなので、少しは息がつけるようになるでしょうか。
時には映画や小説を読んだり、しゃべログに書き込んだりして、ガス抜きしちゃいましょう!
しおむすびさんの感想をお読みして、わたしも『怪物』見たくなりました。
遠くから応援していますね!!
お忙しいと思いますので、お返事はお気遣いなくです~^^
貴重なお休み、しおむすびさんがご家族とゆっくり過ごせますように。