オーストリア旅行

グムンデン、こぼれ話
グムンデン滞在中はアカデミーのスケジュールが詰まっていて、自由に街を観光できる時間がほとんどありませんでした。

そんな中で、グムンデン焼きの工房、Gmundner Keramik(グムンドナー・ケラミック)に行きました。



グムンデンは陶器の名産地なのです。考古学的発見によれば、1492年にはすでにグムンデンで陶器が生産されていたそうです。

グムンドナー・ケラミックは1903年に設立された歴史ある工房。グムンドナー陶器は、Grüngeflammt(緑の炎)と呼ばれる、この緑色のデザインが伝統です。



クラシックデザインの製品は、ぽってりしたフォルムに小花柄が特徴です。現在でも製品の絵付けは全て職人さんの手作業なのだそうです。



オーバーエスターライヒで最も有名な山の一つ、Gmundnerberg(グムンデン山)にも訪れました。

標高884メートルなので、高尾山よりは高いですね。



こちらはグムンデン山の山小屋レストランでいただいた、名物料理です。

ステーキの隣にあるのは、ドイツやオーストリアで伝統の肉団子、クヌーデルだと思われます。クヌーデルはひき肉とジャガイモの団子で、パン代わりの主食として食べるそうです。ふつうに茹でたジャガイモと比べると、このクヌーデルの巨大さが分かりますね。これで一人前です。



ちなみに、わたしたちはオルト城に宿泊しましたが、お城の内部は簡易宿泊施設にリノベーションしてありました。日本で言う、校外学習などで寝泊りする青年の家に似ています。お城の食堂も学食に近かったですね。



お城の夕食は毎日このようなメニューで、ここでもクヌーデルが巨大です。パンはないのです。山小屋レストランが肉多めの団子だったのに対して、こちらはジャガイモのみの団子ですね。朝食は食堂でホットミルクとシリアルを毎日食べていました。


2022/01/08 14:30

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ロシア文学が大好きです。 2012年2月からロシア語を勉強しています。

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