桐乃さん
桐乃さん、まだ体調が思わしくない中で、Coldplayライブ体験記をお読みいただき、どうもありがとうございます!
リンク先の楽曲も聴いてくださって、うれしい気持ちでいっぱいです。
そうなんです、ライブに行ったはずが、全員で静かに黙とうする時間があったりして、なんだか礼拝に行ったような不思議な気分になりました。
桐乃さんはB'zがお好きだと、『桐一葉』のなかで書いておられましたね。
わたしも中学生くらいの頃、B'zの金色と銀色の二枚のベストアルバムを聴いていましたよ♪
「Calling」は金盤の方に収録されていたので、あのギターの鮮烈な前奏、そしてサビから始まる歌い出しはよく覚えています。
「Calling」からそのまま「さまよえる蒼い弾丸」と続けて聴くのが好きでした。
「さまよえる蒼い弾丸」も前奏が民俗音楽調で独創的ですよね。
銀盤の方、最後の楽曲が終わってから30秒ほどそのまま再生していると、隠しトラックとして収録されている「HOME」が始まるんですよね。
アコギのギターだけを伴奏に歌声が響いて、
「君を傷つけていっぱい泣かせて、僕はもう眠れなくて。後悔してるのにまたくり返す、どうしようもなくダメなんだ。ありがとうって思うことの方が断然多いのに、どうしてもっとうまい具合に話せないんだろう」
という歌詞がストレートに耳に届いて、すごく好きでした。
(歌詞の内容は、そりゃ言葉にしなきゃ相手に伝わんないだろう……と思っていましたが)
銀盤の収録曲では「いつかのメリークリスマス」と、この隠しトラックの「HOME」が一番好きだったのです。
ただ当時は、”隠しトラック”という存在自体よく知らなかったので、どこにも曲名が書いてないし、これはいったい何なのだろうと不思議に思っていました。
だいぶ後になってから曲名と原曲(エレキとビートが入ったやつ)を知ったのですが、最初に聴いたのが、隠しトラックのアンプラグドバージョンだったせいか、いまだにアンプラグドの「HOME」の方が好きです。
桐乃さんが、「Calling」と同じくらい「HOME」もお好きだというエッセイを拝読したとき、そんなことを思い出して、とても懐かしく思ったのでした。
どうもありがとうございます。
これから年末に向けて、ますますお仕事が忙しくなると思いますが、どうかご自愛くださいませ。
新連載の『バーサーカーにおまかせ!』も楽しみにしていますね!