オーストリア旅行

グムンデンの思い出②

わたしたちはグムンデンの街中から郊外まで、さまざまな教会にお邪魔して、レッスンを受けました。

教会によって、それぞれオルガンが造られた年代や様式、音色など異なり、とても面白かったです。



こちらは、トラウン湖畔にあるPfarrkirche Traunkirchen(トラウンキルヒェン教区教会)の祭壇です。

見てください、このバロック様式の豪華な装飾!!

カトリック教会は、マリアや天使や聖人の像が飾られていて、金ぴかなのが多いですね。


マリア崇拝や聖人崇拝には詳しくないのですが、祭壇画は「聖母戴冠」だと思われます。

鍵を持っている聖人像がペテロ、書物と剣を持っているのがパウロでしょう。



トラウンキルヒェン教会のオルガンは、礼拝堂の2階に設置されています。

1階の会衆席に座って聴くと、オルガンの音が天から降ってくるように感じられます。

ヨーロッパの教会では、このような造りが多いです。

オルガンも天使の像で飾られていますね!



こちらのオルガンでアイ先生とジェームズ先生のレッスンを受け、J.S.バッハのトッカータとフーガ ニ短調 BWV565を弾きました。



教会の外観は、オルト城と同じく丸屋根でした。

壁のフレスコ画に歴史を感じますね。


トラウンキルヒェン教会の歴史は、西暦632年に建てられた修道院までさかのぼるそうです。1327年の火災で焼失した後、ベネディクト会によって再建され、1632年の二度目の火災の後、修道院を引き継いだイエズス会が現在まで残るバロック様式の教会を建てたそうです。1773年に修道院は解散し、教区教会となりました。


2022/01/08 12:30

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