日々ログ

戻ってきました
漏水事故からの復旧工事が無事終わり、トランクルームに一時避難した荷物を再び搬入して、ようやく家に戻ってきました。


リビングやダイニングのドアがちゃんと閉まる!

(復旧工事前は水のせいで木材が歪んでしまって、閉まらなくなっていました)


天井に穴が開いてない!!

(事故発生直後に原因調査のため調査会社が天井のあちこちに穴を開けたのですが、相手方がごねたせいで復旧工事がなかなか始まらなかったため、半年以上、穴が開いたままだったのです……)


新築の気持ちの良い匂い、木の香りがする家に!!!

(前は穴が開いていたせいか、なんとなくにおいが……)


いや~、当たり前のことが当たり前に達成されていて、感動してしまいました。

夫が「扉が、閉まる!」「穴が開いてない!」「すごい!」を連呼していました。


でも、よく考えたら、マイナスの状態からゼロに戻っただけであって、決して得しているわけではないんですよね。

復旧工事の請求額が示談金の額なので、引っ越し二回分の費用や復旧工事中の宿泊費、弁護士さんへの相談費用などは示談金に含まれていないわけで、プラスマイナスゼロどころか圧倒的マイナスなのでは、と思えてなりません。


«Мастер и Маргарита»(巨匠とマルガリータ)にИван Бездомный(イヴァン・ベズドムニー)と呼ばれる若い詩人が登場するのですが、このベズドムニーという名前は「宿無し」つまりホームレスの意味なんです。

筆名を「宿無しのイヴァン」「放浪者イヴァン」などと自分で名付けるって、どういうつもりなのか、面白いですよね。


ただ、実際にベズドムニー(拠り所が無い、帰る場所が無い)にはなりたくないものだなと、改めて感じました。

ホテル泊も非日常で楽しいですが、やはり家に帰ったときの安心感は格別なものがありますね。


2023/05/07 23:04

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プロフィール

ロシア文学が大好きです。 2012年2月からロシア語を勉強しています。

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