#わたしの女性作家神セブン
Twitterで話題(らしい)、#わたしの女性作家神セブン。
自分にとって「神」とまで呼べるか?と言うと疑問ですが、読後何年たってもよく覚えていて、印象深い本を引っ張り出してみました。
ジェイン・オースティン
トーベ・ヤンソン
リュドミラ・ウリツカヤ
遅 子建
ヘルタ・ミュラー
マルセー・ルドゥレダ
スベトラーナ・アレクシェーヴィチ
この中で「作家読み」していたのはオースティンです。
『高慢と偏見』『分別と多感』など、どれも名作ですが『エマ』が一番好き。
ヤンソンさんはなんと言っても、ムーミンシリーズ!!
ムーミンのご先祖ぬいぐるみも持っています。
ウリツカヤは『通訳ダニエル・シュタイン』が一番好きです。
写真のものは『子供時代 1949年』と題した絵本(文:ウリツカヤ、絵:ウラジーミル・リュバロフ)。
遅 子建の『アルグン川の右岸』はエヴェンキ族の100年の歴史を描いた物語で、たくさんのかたにおすすめしたい本ですが、あまりに好きすぎて、どこが良いとか客観的に言えないのです。読後、ため息(感動の)しか出ない本。
ガルシア=マルケスの『百年の孤独』のような味わいの本で、個人的にはマルケスより好きです。
そのマルケスは、マルセー・ルドゥレダの作品を愛してやまなかったのだとか。
ミュラーとアレクシェーヴィチはノーベル文学賞作家です。
7人縛りでなければ、同じくノーベル文学賞作家のアリス・マンロー、ドリス・レッシング、トニ・モリスン、オルガ・トカルチュクも入れたいところ。
ナディン・ゴーディマーも同じくノーベル文学賞作家ですが、「女性作家」というくくりでは語れない冷徹なまなざしがある気がします。
本当はチママンダ・ンゴズィ・アディーチェも入れたかったです。
(紙の本では持っていないけれど、『半分のぼった黄色い太陽』は何年たっても忘れられない作品のひとつ)
それにしても「神セブン」という言い方、なぜ10人とか12人とかではなく、7人なのか。
七福神からきているのかな……?
「竹林の七賢」というのもありますね。悪霊だけど「七人みさき」とかも7人ですよね。