＜６話について＞

今回は結構大きな動きがある回かと思います。エイトは「家族」らしくフランクな話し方に切り替えたし、そんな無邪気なエイトのおかげでパトリックは反強制的に内省させられるし。

５話までのパトリックは「孤高で気高く揺るぎない」を自負するような男性でした（作者的にはそれを意識している、という意味で）。けれど、ココロのどこかでずっと、彼の言う「個人の生は・・・」が、トゲのように刺さって抜けないんですよね。それが見えないように自信で塗りたくって「パトリック・シュロムクルツ」を作っている、そんな感覚。

個人的にはわからなくない心情です（作者だからね笑）。ヒト（相手）をよく見ている人ほど自分が見えない、自分（の意志）を見ることを後回しにしちゃう傾向が強い気がするので。けれどそう言う人ほど・・・ってあまり深く書くと次回以降のネタバレになっちゃうのでまた触れたいと思います。すみません！！

↑こんな感じで「愛情の記憶」にはいろんなメッセージを込めておりますよ〜。それも全て、最終話への軌跡。

では、今回の更新情報はこんな感じで！活動報告に載せた「５話のイメージイラスト線画」はこの後に〜。「勝手にイメージソング」も追加しようかな。

お読みくださりありがとうございます！！