愛情の記憶、追加創作
*こちらのお話の時間軸は9話以降です*
とある日曜のお昼時。私は食堂でゆったり新聞を読みながら昼食ができあがるのを待っていると、キッチンから「うわあ!」というエイトの悲鳴が響いてきた。
「エイト、大丈夫ですか?」
「ああああのねっ、ハッとしてガッてやったらうわあってなった!!」
「???」
「あっ間違えた!えっと、あの、その、大好きだよっ!!」
「?!?!?!」
彼が落ち着くまでやや時間がかかりそうだったので、さっと確認したところ、火傷や切り傷もなく、お皿が割れている訳でもなかった。私は安心して彼の頭を撫でた。
***
ハッとしてガッてやったらうわあ=焦げそうなパンケーキにハッとして、慌ててフライでガッとひっくり返そうと思ったら、表層のタネだけすくってしまい驚いてうわあってなったよ。(エイト談)