創作記録(2018/4/1~10/31)

至高のエンタメ作品

さまざまな開発案件の合間に、前々から予定入っていた不動産系投資家の内輪話に参加する機会がありました。

自分の周囲の投資家たちも、ほぼ全員がまさに、『1000万値上げします。』や『続・1000万値上げします。』でぼくが実体験したような物事に自身のこととして触れており、具体的にどの物件がどんな風になっているのかまで聞くと、実に身に迫られる事柄として感じられます。さまざまな統計データを吟味するのも重要ですが、こうしたミクロ視点から上を見上げたほうが自分に多くの示唆を与えてくれます。


差し迫ってきた印象を受けます。

そうは言っても山はもう少し高いところにあるように思われ、自分としては2019年後半がパラダイムが変わるタイミングではなかろうかなと想定しています。もちろん時期を断定して臨むわけではありませんが、いつでも行動できるよう心構えだけは持っておかないと。


でも次の金融危機は、きっとそんなに劇的なものにはならないのではないでしょうか。

伊ウニクレディトや独ドイツ銀行など気になるポイントは数多いものの、主要金融機関が当局に厳しく注視されている以上、すわ一大事となったとき、事が公になる前に問題の金融機関に当局が流動性を無限に注入するに違いないです。となれば事態はやや緩やかに進行しますから、リーマンのような非常事態は唐突には発生しずらいでしょうね(でも2007-2008より深く厳しい事態になると思う!)。


いやでも当局が懲りて密な監視体制を敷いているのは欧米日のことであって、中国の対処はわからない。独裁体制の締め付けが強まっているように見えて、それは弱さの裏返しであり、企業債務は見上げる高さになっていますから、大国のなかでは最も危機と表裏一体の体制かもしれません。鋭利な刃物はいかに切っ先が強力であっても、横から打撃するだけで案外ぽっきり折れるものです。


ぼくは備えが楽しいです。これは必ずもうすぐやってくる未来であって、一種のゲームですから、この大きなパラダイムの変動を前にすれば高揚感が止まらないのです。

え、そんなことを考えてないで仕事しろって? 仕事してますよ、たぶん世界の誰よりも。仕事も投資も備えも別腹であって、全部が全部どんなエンターテイメントより面白いのです。

2018/09/16 20:35

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