1000万値上げします。
最近ホント冗談みたいに都心物件高いな、コレいったい誰が買うんだろうと思いながら、不動産サイトを眺めておりました。買うわけない価格なのですが、相場観を維持するために月1くらいでチェックするわけです。
そしたらですよ、ごく最近4000万円近くで手放したばかりの区分所有の一つが、およそ1000万円値上げされ、販売されておりました(特定されるので値段はかなりボヤかしています)。
「……は?」ですよね。びっくりです。自分も数年暮らした部屋がこんなことになっていて、感慨深いというか興味深いです。
いや、当方が手放した値段も、結構な高値だったはずなんです。しかも、つい最近。
ぼくが目にしているのは超ミクロ視点ですけれども、こいういうのはさすがに続かないでしょうね。
自分の予想では2019~2020年頃には市場は崩壊するのではないかと思うのですが、しかしこうしたものは慣性が働くので、2021年か2022年か、タイミングを断定して臨むのは良い投資家とは言えないでしょうね。
さらに言えば、アメリカ中心の国際金融市場が先に行くか、中国がおかしくなるか、それとも日本財政や市場のほうが先になるのか、どこがキッカケかはわかりません。次はもうリーマン危機のように当局が手当できるレベルではないと踏んでおり、さらに大きな事態に発展するのではないかと考えています。主流の経済学者の方々はもっとマイルドな軟着陸を考えているようですが、金融当局者や各国政治家の方々がこれを裏でつぎはぎして軟着陸させられたら(表には出ないでしょうが)それは人類史に残していい極めて偉大な業績です。