台湾の動画配信サービス「KKTV」で、岡田将生さん主演の『昭和元禄落語心中』が配信されたので、早速第一話を見た。(2018年のNHKドラマ。台湾の動画配信サービスでは最新の日本ドラマももちろんあるけど、それ以外に、こういうちょっと古い作品がいきなり配信されたりする)
この作品、わたしは原作のマンガは未読で、アニメ版から入ったのだけれど、このアニメ版がすごくよかった!
さてドラマ版第一話を見た感想としては、岡田さんが老け役をやるのはちょっと無理があるかなあ…と正直思った。
しかも、「名人」八代目八雲という役どころだし……。
八雲ってお爺さんなのに、所作とかに色気があるんですよね。アニメの雰囲気では、「死神」を得意の演目としていた六代目圓生がモデルなのかな、という感じだったけど、ドラマの場合、ああいう雰囲気が出せる俳優さんは少ないんでしょうね。
第一話は、せっかく八雲に弟子入りできたムショ帰りの与太郎が、八雲の高座中に居眠りして破門を言い渡され、その後許されて、八雲の昔語りが始まる……。
アニメ版の八雲は凄みがあって、この破門の場面もすごく怖いのだが、岡田さんの八雲は、そんなに怖くはない……かな?
でも、これから八雲の若い時が描かれるので、そちらは岡田さんの雰囲気に合っているかも……。
落語監修が柳家喬太郎さん……なるほど……。
あ、あと、成海璃子さんが、アニメ版の感じとはちょっと違うけど、昭和の女性らしい佇まいで素敵だった。
なんだかんだ言って、続けて見ると思う……(笑)