日々ログ

宣伝漫画というジャンルが進化しているらしいのが日本だよという講座みたいな、勉強会みたいな、講演会みたいのにいったことがあるよ。

ネット広告で、文章や写真だけの広告を打つより、漫画広告が入るほうがあきらかにクリック率が高く、広告をちゃんと読んでくれるという数字が何年か前にとれている。

おそらく漫画を読んできて大人になった層が、いま。ネット広告を見て購買してくれる層と合致しているからではないかという話です。

文章だけだと最後まで読んでくれる率が下がるらしい。


というわけで「広告漫画」は実はけっこう「描き手」をさがしている。うまい絵の人、漫画力のある人を募集している。ちゃんと食ってけるだけ仕事がある人もいる。ただしある程度以上うまいひとは「広告ではなく、オリジナルの漫画を描きたい」と、そっぽをむくとか、あとプライドが保てなくてやめてしまうとか、いろいろあるみたいなことも聞いた。

あまりにも癖がある絵の人は広告漫画には向かないそうですが。


今後はスマホでネットを見てそこに広告がはいってくるのでしょうし、広告や実用ものを漫画でという展開は増加テイクでしょう。

ただし、これもその会場で聞いたことですが「日本特有の現象であり」「世界では、漫画は大人が見るものではないという認識が高いため、市場は日本限定になり」「だとすると上限は、どうしても見えてくるのでそこがこれからの課題」ということでした。



ゆうきゆう先生の座談会のテーマとずれる感じもするし、別に私がそこに入る必要も感じないので日々ログに書いておく。

2017/07/18 14:27

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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