不登校のお話…。
佐久田さんの作品のなかのお話に触れるのをうっかり忘れていたのですが…。
もしかしたら無意識で、そのことに触れるとすごく長く書いてしまいそうだったからかもしれません。
わたしも不登校傾向でした。
高校の3年間。
たぶん、どの授業も全部出席日数ギリギリで卒業したと思います。
朝から学校に行くと「雪が降る」と周りの友人にからかわれていました。
授業は受けずに放課後の部活だけ行ったりしてました。
わたしは水が合わなかった。でもそれをふざけてサボるふりしてごまかしていました。合わせられない自分が惨めな気がして。
勉強と部活を思い切りがんばって青春したかったんですよね。
でも、周りのノリはなんだか違った。
周りなんか気にせず自分は自分でいればよかったと今となっては思いますが、その時はなんとなく自分がどこか欠落してると思ったんです。
その頃、場面緘黙のようになり、本当に顔が固まって言葉が出てこないのです。なかなかに辛かったです。
思春期を拗らせただけかもしれないですが、そんなことがあったから、わたしは教師になろうと思ったんだと思います。
真砂タウンのような対応が一日も早くスタンダードになればいいのにと思います。
不登校支援にも携わりました。
今も現役で不登校支援のお仕事をされているお友達とも「早くリモート授業を整備してほしい」と話しています。
登校することが正義という価値観をそろそろ書き換えてほしいです。
柔軟な対応を。
そういう意味では、コロナはひとつのきっかけを作ってくれたのではないかと思います。