抗がん剤の副作用を早めに抜く方法。
抗がん剤の種類によって違うのですが、私の場合は「とにかく水を飲む」でした。
水分と一緒に薬が抜けていくので、たくさん水を飲んで、汗その他でたいがいに排出する。抗がん投与から三日間くらいは麦茶とか水とかソフトドリンクとかたくさん飲んでました。
さらにゆっくりと、ぬるめのお風呂で汗をたくさん出してました。
とはいえ腎臓機能が低下している場合はたくさんの水分はかえって身体を痛めつけるため、検査結果をもとにしたそれぞれの副作用対策を……。
抗がん剤はだいたい半日ぐらいで肝臓で代謝されるようです。
つまり、薬の効果そのものは半日で体内を駆け巡っていると思っていいのです。
肝臓で代謝され、薬の濃度は五日程度でほぼゼロになる。
あとは薬としてはもう効果はないけれど、身体にとってはカテゴリエラーな成分のある「副作用を感じさせる」なにかとして体内に残ってるだけなので、どんどん排出されるのがよいのです。
タキソ系の抗がん剤は胆汁で代謝されて便で排出されるようですが、それ以外は肝臓代謝で尿での排出で薬が外に出ていくと医者が言ってました。
というわけで、水をがぶがぶしてました……。
抗がん剤の副作用って、そういえば、原理としては妊娠の悪阻や、アルコールの二日酔いと同じものなのだそうですよ。
二日弱いのひどいやつ。
悪阻のひどいやつ。
と、想定するとイメージしやすいかなと。
対策としても二日酔いにするのと同じ対策で乗り切るのが一番いいのかもしれません。