日々ログ

心の相方・金丸マキちゃんに乳がん日記についてなどのメールをもらった。わーい。わーい。

まだ七月は続きますが私のなかでもう今日で七月は〆切りました。はやいな。
ノベルス一冊書き下ろし初稿と改稿。打ち合わせいくつか。プロット一本(リテイクだしきたので来週からやる)。先月書いた文庫の大幅リテイクきたので来週から組み直しと見直し。表に出せない仕事のプロットけっこうたくさんをやった。
原作したコミカライズの漫画出していただいたので、サイン会イベントをやっていただきまして読者さんたちともご挨拶できました。ありがとうございます。良い七月でした。私にしては働いた。だから旅には行けない七月だったな……。

資料読みとつんどいてる本を読んで頭を一回リセットさせて来週から気持ちとして八月に移行しようとと思います。もう七月は飽きた。という生活をすると、だいたい、世間とずれていくのだが、まあいいや。

札幌にいく飛行機の日時さえ間違わなければいいよね。


大幅改稿になった原稿。何年かに一回こういうのを出してしまうこの数年なのですが、最近さすがに理由がわかってきています。これ「疲れている」と出てくる手癖です。担当さんすみませんと思う。自己管理できてないんだな。

こんなにふわふわした話ばかり書いている私ですが、もうこの十年以上は、原稿書きだしたらずっと朝から晩まで原稿のことだけ考えて生きてるのでした。というかそういうやり方じゃないと書けなくなってしまった。世界とキャラのことをえんえん考えていて、現実世界と折り合いがつかなかったりの、まさかの憑依形というかですね……。
あんまり作風と合致してないんですけどね……なにも憑依してなさげですよね。ゆるーい話ばかりで。
でも、入り込めないと書けないんですよ。
なんでなんだろうなあ……。
実際に原稿書いてる時間よりぼんやりと脳内とキャラこねてる時間のほうが長いので実労時間なら一日四時間か五時間くらいなんですけどね。と、かがみさんの「四時間にしたいんだ」の主張を見かけるたびに思っている……。

熱心にプロットを作るのに、書きだしたらぜんぜん違う話になったりするのもこの十年くらいずっと。じゃあなんでプロット作るのさみたいなことも自分にツッコミますが、プロットないと、書き出せないのもたしかなのであった。効率悪いのでいろいろとまたかえていきたい部分もある。

とにかく「憑依」というか「考え続けること」だけの体力と気力がないと散漫になっちゃうらしくて、疲れてるといかんのですよ。


私にしてはこの数年仕事量が多いのです。だから疲れが蓄積しているのです。
こんなご時世にきちんと〆切りのある仕事をいただけるのはありがたいことですし、ひとつひとつにきちんと向き合いたいので、七月は一回ここで閉めきって、残りは七月のオマケの日とします。キリトリ線をつけました。オマケの日は切って、ノリシロして、八月の頭にあとでくっつけてワープさせる。

強制的な休みを入れる方法もこの数年で取得した方法のひとつなので。
それしないとなにもかもが混沌としていくので。


なんだかお恥ずかしいお話ですと思うのでした。こういうのを書くのは恥ずかしいなーというなにかがある。でも、書いて出してしまうことで自分が精神的に気合い入れるみたいなマイルドヤンキーなケジメ?  みたいなのもあるよね。あると思ったので書いてみた。
でも「そんな大層なもん書いてるんかい、あんた」と自問するよね。
大層なもん書きたいですな。
がんばろー。 ← シメの言葉。

2017/07/21 20:52

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プロフィール

佐々木禎子(ささき ていこ)
作家。
札幌出身・東京と札幌を行ったり来たりしています。
1992年雑誌JUNE「野菜畑で会うならば」でデビュー。

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