創作記録(2018/4/1~10/31)

おはようの挨拶

今日ご訪問した企業の相手様から、「新事業に乗り出したいんですがマンパワーが足りないんですよね」と深刻な顔で相談されました。

なるほど、マンパワーですか。貴方様自身のパワーは? その気になれば1人でも世界と戦えるはずですけどね。


その会社様は文句なしに立派なところです。でもベンチャービジネスや新規事業をやろうとしていながら、品行方正に定時で帰るとか、それでマンパワーが足りないというのは如何なものなのでしょうか。

それが良いかどうかは別として、全世界的に、先端事業の熾烈な競争に参戦しようと思うなら、休みも投げ出して働かざるを得ないというのが実像ではないかと思います。アメリカや中国の勝負の最前線は、それはもうすごいものです。そんな鉄火場に日本の平和な会社がわざわざ参戦しなくてもいいと思うのですが、参戦するなら考えを変えたほうがよいのかなと。

(※もちろん普通の労働でしたら、会社側は労働基準を厳守するべきです)


自分なんか別に熾烈な競争してないですけど、去年の実労働時間はナチュラルに4000時間超えてますよね。かなりの効率化を達成しておりますがまだまだ時間が足りてない。

ぼくはクライアントさんがたのエンジニアリング面における新事業サポート役みたいなものですけど、サポートの自分すら複数の事業を抱えるとそんな感じであります。当事者が本当に事業を成功させようとするのなら、塹壕にこもる歩兵の気分で、死に物狂いの側面が必要なのかなと思います。それを3年、覚悟することです。

しかも本当に恐ろしいのは、歩兵だったら上官や国家から押し付けられてですが、この場合は自分で自分を狂わせねばならない。強烈な動機、何らかの信念、命と引き換えにできる野心や理想、破壊的衝動、革命的野望……そうした心理を自分の心にセットして、一心不乱に前進あるのみです。

普通の人はそんなことをしないほうがいいです。でも先端事業にて勝ちたいと願うなら、そこは最低限のマナー、おはようの挨拶みたいなものではないでしょうか。

2018/04/16 21:34

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