東雲さん、失礼します。
>国内の人にキリスト教を広めて関心を持ってもらうことと、海外にバラ撒いて元から信者とか関心のある人に売るって、あんまり同時に出来ないよね。
そうですよね、今回の賞は『どこをターゲットにするか』が難しいんですよね。
座談会でも、
>「真面目に勉強したくないけど、いちおう、教養として押さえときたいな」という層
と締めくくられていましたが、(もちろんこれが全てではないにしても、)この『教養を求める層』と『若い(10代~20代の)ラノベ層』が果たしてどれだけ重なるのか……潜在的なニーズを掘り起こすという趣旨にしても、ターゲットの顔が見えてこないところがあるような気がします。
『教養を得たい』というニーズを抱えた人たちには、まさに架神先生の作品群が入門書としてどストライクのようにも思うので、あのようなスタンスを採りつつ、ライトノベルの様式にまとめる――ということを(主催者様からは)求められているように感じられました。単にモチーフにするだけなら、既にたくさんヒット作はあるわけですし。
あとは、それが10代にまで響くかどうかですが……それはやってみないと誰にも分からない、のかもしれませんね。とはいえ、教養面を強調するのなら、20代後半から30代くらいをメインに狙ったほうがやりやすそうでもありますよね。ううん、難しい。
キャラクター小説であるライトノベルとしては結局、たとえば『Fate』のようにキャラクターへの熱いファンを獲得して、その背景としての聖書やキリスト教を学ぶように誘導する――のが正攻法なのかな? とも考えたりしました。
長々とまとまらない文章をすみませんでした。お邪魔でしたら削除してくださいませ。