アンサー内のアンサーは、深まった議論の中から座談会にすべきテーマが見える可能性もあるので趣旨的にOKかと思うのですが、どうなんですか滝口先生……!
ダメだったらすいません……! 勝手に続けさせていただきます……!
というか知りたかったことがどんどん知れて、ここが実質、僕の望む座談会みたいになっているな……!
>悪役令嬢は隠れたヒーロー物
う、うおおー!!
そういうことだったのかー!!
目から鱗だー!!
魔王物の転生ものと言われてめっちゃ納得できましたよ!
悪役令嬢も魔王物も基本は一緒、読者が読んできた作品文脈に対してパッケージを変えただけであると。
なるほどなー!
>主人公があまりに自分の魅力や他者からの愛情に自覚的でそれを前提に動くと、「計算高い女」に見られるからです。
これも凄い納得だな……。
言われてみれば、男性ハーレム物の「おとなしめの正ヒロイン」もこのパターンのような気がする。
ライバルヒロインがガンガン恋愛攻撃を仕掛けてくるけど、主人公はそっちに揺らぎそうになるけど正ヒロイン好きなので一線は超えない。
ライバルはいわゆる負けヒロインと呼ばれるやつですが、たしかに男性目線から見ても負けヒロインに対して好感度は高い。
その負けヒロインが主役ですよ、って言われたら読んでみたくはなるもんな。
いや悪役令嬢ものに関してかなり見方変わりましたよ。
自分なりの悪役令嬢を書く、取っ掛かりはできたような気がします。
>「争わずして対立者に勝利を収める」というパターンは、むしろ少ないような。
すみません、これは僕が勉強不足ですね!
あんまり少女マンガを読んでないので、自分の中のふわっとしたイメージで語ってしまいました。
むしろさっき例を上げた、男性物のハーレム三角関係をイメージしてしまった気がするな……。
>ライバル関係のカップリング論争
カップリング論争は男にとっての強さ論争であると。
これは分かったような……分からないような……!
僕も強さ議論が大好きで、『ジョジョのスタンドバトル強さ議論』を脳内でよく開くのですが、その時に参考にするのって作中での描写やステータス表なんですけど、女性もそういう楽しみ方をしているのでしょうか?
例えば、Aのキャラは普段は強気に見えるが、Bのキャラは3巻の46ページで自分より強いキャラに対して怯まなかった描写があるので、AとBのキャラがカップリングしたらBxAになる。
みたいな楽しみ方をしているってことでいいんでしょうか?
しかし、強さ議論をする上で最強キャラが決まってるんですが(ハーベストは群像型として頭一つ抜き出たスタンドであるってのはみなさん納得であろう)、カップリング論争でもこいつが受けに回ることはない、みたいなキャラっているんですかね?
あっ、もしかしてそれがマイナーカプってやつなのか……?
ははぁん……? なんか納得できてたような気がするぞ……?
BLはバトルであり、カップリング論争は強さ議論論争である。
おれ、これからBLもの作品を読むときは、背景に『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』って効果音見えてきそうだな。