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骨折した痛みや失敗を忘れないために梅の木を庭に植えた。2月に白い梅花がしだれるように咲く。何年か過ぎると樹形が崩れ、並の梅の木になった。「年を取り色気が無くなったな」と失言してしまった。翌年大きな梅の実を成らせた。梅干に漬けると、まことにうまい。「ありがとう豊後梅さん」1月に目白がやってくる。蜜が好物らしく、目を白黒させながら「梅から梅へと飛んでいく」。まだ芽が出ただけなので様子見て飛び去る。可愛いしぐさを見たくて小ミカンを輪切りにして地面に置く。餌を横取りされている気配がする。窓から密かに観察した。ヒヨドリだ。灰褐色の羽に目も嘴も真っ黒、強そう。ミカンを横取りする。「とんでもない野郎だ」壁掛けブランタをぶら下げ、上にもう一個を蓋としてかぶせそこへミカンを安置した。目白は小さな穴から出入り自由で朝食を啄む。「これで平和だ」。大きなヒヨは籠に嘴を入れるが届かない。前、後ろ、横と移動し隙間をさがす。引っ張り出し、地面に落として食べだした。食べ残した跡は、歴然と違っている。ヒヨの食べ方は「薄皮と実」を嘴で摘まみ取りペロリと食べる。「お見事」。目白は「実」を突き、硬い薄皮は残す。「可愛い」「鳥はみな平等」ミカン  籠には目白のために、地面にはヒヨのために、置いてあげた。

shadankou1

2021/02/17 16:13

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