日々ログ

【憧れの先輩】森野路人さま


すごく面白かったです。

「先輩の先輩」のキャラクタも魅力的だし、一つ一つの言葉が哲学的で、深く重く刺さりました。

テーマも秀逸で、私の好みです。

アートはどうあるべきか、という一つの回答を見せていただきました。

あとで、もう一回読もうっと。




【跨線橋のジョン・レノン】緒川文太郎さま


何とも陰鬱な空気が息苦しく、重い話でした。

親ガチャ(という言葉は嫌いですけど)にハズれ、毒親に育てられた運命や境遇を嘆きつつ、親の催促に無理って思いつつも応じてしまう子の憐れさが不憫で、読んでいて辛くなります。

随所に、実話なのかな?と勘繰ってしまうようなリアリズムが、切実に訴え掛けてきます。

でも、最後には微かな救いが見出され、安穏へと向かいそうな終わり方で、ようやく希望が見えました。

ただ、ジョン・レノンの活かし方が不十分じゃないかな、と感じました。一節でもいいので、ストーリーに即した具体的な歌詞の引用があれば、もっと締まったと思いました。

2023/01/17 20:28

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