るるせさんの『無駄との距離』
るるせさんの『無駄との距離』、面白かったです!
すごくシンプルな作品。いつものるるせさんの凝りに凝った世界観や圧倒的知識や、アクションの疾走感を求める読者は、あるいは肩透かしを食った気分になるかもしれませんが、私はこの作品、とても好きです!
『密室灯篭』のメインストリートから、路地を一本奥に入っていって、塀の隙間から覗き見するような面白さを満喫しました。
『無駄との距離』というタイトルの下に、更に「友達」という小タイトルが……!これはもしかして……コンテストの後、更に別な短篇が書かれる可能性もある……ということだったりするのでしょうか?
期待がいやが上にも高まります!