るるせさん
るるせさん、『猫目石』拝読しました。
「課題」に寄せていくのではなく、「課題」という器を自分に引き寄せて、そこに【るるせ印】果汁100%ジュースを注ぎ込む力技……という感じがしました。
るるせさんの作品は、時に暗い虚空の無限の広がりのイメージを読者に感じさせることがありますが、それでいてどこかに必ず賑やかさ、明るさがあるんですよね。
宇宙の闇を照らす「灯籠」の輝きが、るるせさんの「哲学」なのかな、と思ったりします。
るるせさんの描く世界が、虚無や悲壮さと地続きだとしても、読むと不思議に元気が湧いてくるんです。ありがとうございます!(*^^*)