佐久田さんへ②
『ふきのとう日誌』最新第50話、拝読しています!
桐乃さんが仰っているように、正に『みしゆめを ばくのえじきとなすからに』の世界じゃないですか……
いかにも佐久田さんのエッセイらしいユーモラスな筆致で描かれていますが、かえってそのぶん――
…こ、怖いです。
会社のような、一種閉鎖された環境にいると、なんとなく上司の評価が絶対的なものだと思い込んでしまったり、知らず知らず上司の機嫌をうかがうようになってしまったり……って普通にありますよね。
佐久田さんの作品を読ませていただいて、いつも感じていることなんですけど、こういう一種の「違和感」や、「不快」というものを「作品」という形にして残していくって、とても大切なことだと思います。
作品を当の課長が読むことは永遠にないかもしれませんが、こういう作品がたくさん書かれることで、世の中の認識というのは少しずつでも変わっていくんじゃないか、と思うんです。
そう、信じたいです。