ミステリーいろいろ
mikaさん、
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の漫画版をお読みになったんですね!
そうですよね、叙述トリック……
叙述トリックはmikaさんがおっしゃる通り、映像化が難しいものですけど、この作品は清原果耶さん主演のドラマ版もよくできていました。
原作では、第一作の長編が叙述トリックを使ってしまったので、第二作はどうなるのだろう(同じ手法は使えないので)と思っていたら、今度は倒叙ミステリ短編集で、これをどうやってドラマ化するのだろうと思っていたら……
なんとドラマは版は、前半の五話分はそれこそ「アクロイド殺し」のような叙述トリックもの、後半の五話分は「刑事コロンボ」(あるいは古畑任三郎)のような、一話完結の倒叙ミステリになっていて、よく工夫されているなあ、と思いました。
ミステリーの手法というのは、ある意味既に出尽くしているわけですが、古い手法をうまく応用することで、読者に新鮮な驚きを与える作品になって、面白いですよね……!!
原作はまだ長編が一作残っていて、しかも、内容もとても面白いのに、原作者がテレビ局ともめてしまって、続編は無理っぽいとのことで、とても残念です……(清原さん、原作の雰囲気にぴったりだったのに~)
「セクシー田中さん」事件も記憶に新しいですが、こういう問題はなかなかやっかいなようですね……
それにしても、三谷さんが「黒井戸殺し」という翻案ドラマを撮っているとは知りませんでした。
このタイトルには思わず笑ってしまいました。
探し出して、ぜひ観てみたいと思います~♬