皆さま、台湾の寒暖差についてお気遣いいただき、ありがとうございます!
現時点ではかなり暑いですが、夜中あたりからジェットコースター的に気温が下がるとの予報……(子供の頃から呼吸器が弱い私としては気をつけたいところです)
ところで話は変わるのですが、森見登美彦さんに『夜は短し歩けよ乙女』という素敵な小説がありますよね。
私もあの作品が大好きなのですが、畏れ多いことながら、中国語の観点からすると一箇所だけ、「もしかして森見さん、勘違いなさっているのかも?」と思うところがあるのです。
作中に、李白さんという怪人物が現れ、「火鍋がまん大会」みたいなのを催すシーンがあります。そこで「火鍋」とは「すごく辛い鍋のこと」と紹介されているのですが、中国語で「火鍋」というのは、単に「鍋料理」の意味で、辛さとは関係がないんです。
辛い鍋のことは、「麻辣鍋」(マー・ラー・グゥオ)と言います。(「マー」というのは「舌がしびれるほど辛い」という意味で、「マーボー豆腐」の「マー」も同じです)
上の写真が、その「麻辣鍋」であります。
今日一日、なんだかだるいというか眠いというかの状態だったので、つい気合いを入れたくなってウーバーで頼んだのはいいのですが……
この、禍々しい赤さ‼
これで「小辣」(ちょい辛)って……。
それなら「通常」の辛さっていったい……??
上澄み液ならぬ、表面に浮いた油は「紅油(ホン・ヨウ」と呼ばれ、ここが一番辛いのですが、そこは(命に関わりそうだったので)捨てました。
それでも……口から火を吹くほどの辛さ‼
おかげで目は覚めましたが……さすがに全部は食べられませんでした(笑)
肝心な仕事の方は今夜でかなり片がつきそうなので、明日あたりから皆さまの作品を読めそうです(*^^*)(やった!)
それを楽しみに、もうひと頑張りします~~‼