、物理学の法則を完全に理解すれば...
著書『Programming the Universe』(邦訳『宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?』早川書房、2007年刊)でセス氏は、この宇宙が1つの巨大な量子コンピュータであると主張し、物理学の法則を完全に理解すれば、小さい量子コンピュータを使って宇宙を完全に理解できるとしている。
ここに絶対的に不可能としての断絶がある。コンピュターはプログラムの入力がなければ動かない。このプログラムは既知としてのものになる。なんぼほど理解が、その抽出が叶っているのか?。未知としての法則のほうが遥かに多いだろう。
それははっきり言って無限大。
これは前にどっかで言った話なのだが、究明は、永遠のイタチごっこにしかならない。
人類としての立場をもって、その答えを追う限りにおいてでは。
ならば、AI自体にその究明を、その抽出をさせたらどうなのか?ってのがあのダート。
でもこれもなんとかインチキをもってしてでもしたかったかだが故の発想でしかない。
だって、無限であることに変わりはないだろうから。
チルチルミチルであるってことを、
つまりは自身の中、内自体を探るにしかないってことを、
学者らは自覚し、悟らなければならない。
そのことの結果として知れることは、期待する答えとしてのものではないだろうが.....。