プロチノスさんの意見...
「かくて、見るものは見られたものと相対して二つになっていたのではなくて、
見られたものと自分で直接に一つになっていたのであるから、
相手は見られた者というよりは、むしろ自分と一つになっているものというべきであったろう。」
「ところで、これらの各は一つずつの知性であり、存在なのであるが、これらを合わせた全体は、
知性の全体であり、存在の全体なのであって、その場合知性は直知することによって、
存在を存立せしめ、存在は直知されることによって、知性にその有様を与え、直知することを
得させているのである。とはいえ、直知の原因となるものは別にあるのであって、それはまた
存在に対しても原因になっている。つまり両者に対して同時に原因となるものが別にあるので
ある。というのは、両者は同時に、しかもいっしょにあって、互いに見棄てることのない関係に
あるけれども、この知性と存在のいっしょになっている一者は二者なのである。
すなわち知性は直知する作用に即してあり、存在は直知されるものの側にある。
これはすなわち、異の対立がなければ、直知は成り立たないであろうということなのである」
ネットでこれだけ見つけた。
何を言ってはるのか分かりませんが、何となく相性は良さそうです。(崇)