ご案内。

真帆沁(文筆家)のnote(エッセイほか)


◇NOVEL DAYS(小説)

『AAΛY みんなあなたに祈ってる。』 ※聖書に題材をとった短篇集。01、02、03は完結。

『橋で祈る ~夜の底を流れるもの~』 ※完結。全9話。

『惑う人びと ~オン・ザ・ウェイ~』 ※完結。全12話。

『雨男 ~嘆きの谷と、祝福の~』 ※完結。全21話。

『光る蛇【インマヌエル】』 ※完結。全7話。

『People on the way』 (The English version of『惑う人びと ~オン・ザ・ウェイ~』) ※連載中。

『Shining snake【Immanuel】』(The English version of『光る蛇【インマヌエル】』) ※完結。全7話。

『りべかの反乱 ~We are warriors.~』 ※連載中。

『月と匙 ~彼女と彼の「おいしい晩餐」~』 ※完結。全9話。


真帆沁のmixi日記(暮らしのことなど)。


※聖書の引用は『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)より。

※I'm challenging an English translation of diary.My English is unskillful.Please forgive me.

2018/04/08 16:59

コメント(-)固定されたセリフ
Dr.クロワッサン 歩幅65.1cm

クロワッサンのムック『Dr.クロワッサン 歩幅65.1cmで、腰痛しらず。』が本日発売されました。私は「読む処方箋」という定例16ページを書いています(本名の後藤真子で書いた記事です)。益子直美さんに心房細動の経験について語っていただいたインタビュー、二十四節気に沿って行う食養生、おすすめの本の書評など、盛りだくさん。体験企画[行ってきました。]のコーナーでは、私が誌面に出ています。

カウンセラー信田さよ子さんが答える心の悩みQ&Aでは、引き続き質問を募集中です(※追記:募集は終了しました)。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

ある日の猫たち。むぎゅっとしています。

Cats of a day. She holds him tightly.

『手塚治虫の旧約聖書物語 全3巻』(集英社)


最近、教文館からDVDボックスが出て再注目されている同名アニメを、マンガ仕立てにしている本。アニメの画像をコマ割りに落としこんで、吹き出しでセリフを入れているアニメマンガです。狂言回しのように登場するロコという名のキツネ(オリジナルキャラクター)もかわいいし、旧約聖書の世界がよくわかって面白かったです。

アニメのほうは、手塚治虫先生が生前最後に制作総指揮を行った遺作ともいえる作品だそう。RAI(イタリア放送協会)とNTV(日本テレビ)の製作で、イタリアでも放送されたようですね。すごい!

DVDで全編を観るのはたいへん、という人には、こちらのマンガ版がおすすめです。

レベッカ・ブラウン『家庭の医学』(朝日新聞社)


病で死にゆく母親に寄り添い、看取るまでの日々をつづったノンフィクションのような小説。淡々としているけれど、随所にレベッカ・ブラウンらしい視点が光っていて、素敵でした。

「外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。」(マルコによる福音書7:15)


――深い言葉です。

藤原カムイ『旧約聖書 -創世記ー』(ぶんか社/白泉社)


創世記の天地創造からノアの箱舟、バベルの塔、アブラムのエジプト滞在などをマンガで描いた作品。私はぶんか社のコミックスⅠ、Ⅱ巻で読みましたが、白泉社で文庫になっているのですね。絵が美しく、内容も大人向け。読み応えがあり、とても面白かったです。クリスチャンにも、ノンクリスチャンにもおすすめ!

Dr.クロワッサン 万能鶏むねスープ

クロワッサンのムック『Dr.クロワッサン 重だるいがすっきり!万能鶏むねスープ』が本日発売になりました。私は「読む処方箋」と題されたモノクロページ(全16P)をまとめて書いています(本名の後藤真子で書いた記事です)。内容は、井上荒野さんにがんの経験を語っていただいたインタビュー、パン・ウェイさんの「食養生」歳時記、カウンセラー信田さよ子さんが答える心の悩みQ&Aなどなど。ファンケル 銀座スクエアの大人の体力測定体験では、私もちらっと写真に出ています。

信田さよ子さんのQ&Aは、誌面で引き続き質問を募集中です(※追記:募集は終了しました)。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

レベッカ・ブラウン『体の贈り物』(マガジンハウス)


エイズ患者の自宅へ行って、身のまわりの世話をする仕事をしている主人公の物語。ひとりひとりとの印象的で美しい、ときには切ないエピソードが、鮮やかに語られる短篇集です。どの物語も、とてもきれい。レベッカ・ブラウンの大ファンになりました。

ある日の猫。仕事中の私の膝にのっています。

A cat of a certain day. She is on my knees while I am at work.

俳句で入賞
俳句庵(山本海苔店)の2018年12月の俳句会で入賞しました。季題は「年の市」、選者は俳誌「春燈」主宰の安立公彦先生です。本名の後藤真子で投句しました。俳句庵への投句は今年8月の俳句会から始め、入賞は今回で2度目。選んでいただけてうれしいです。
『おさなごのように』amazonの商品紹介
クロワッサン982号に書いた、晴佐久昌英さんの『おさなごのように 天の父に甘える七十七の祈り』の著者インタビューが、同書のamazonの商品紹介欄に抜粋で使用されました。本名の後藤真子で書いた記事です。版元の女子パウロ会が気に入ってくださって……クロワッサン編集部も使用を快諾してくれました。感謝です。

高田宏『エッセーの書き方』(講談社現代新書)


1984年に上梓された本ですが、いま読んでも心に沁みます。著者がエッセー教室で教えた内容を、語り口調で書き起こして1冊にまとめたもの。

冒頭近くにこんな文章があります。


「また、もしエッセイストという呼び名が、身辺雑記をただなんとなく書き散らす人とか、重い事柄を避けてちょっとしたことを器用に軽妙に読ませる人とかに与えられるものだとしたら、そういう呼び名はごめんこうむりたいものです。私は器用な人間になりたいとは思っていません。いわゆる不器用な生き方の人にこそ私は敬意をはらい畏れを感じてきましたし、私自身、不器用であることをひそかに誇りとし、不器用のままで生きぬいてみようと思っています。」


生前お世話になった著者を思い出し、「高田先生らしいなあ」と、うれしくなりました。先生とはもう今生ではお会いできませんが、書かれたものを読むたびに教わることがあり、感謝しています。

ある日の猫。とても小さな箱に入っています。

A cat of a certain day.He is in a very small box.

聖書の言葉ではないけれど……。

「誠実さとは、自由で、成熟した、責任ある人間関係が保持する特徴です」


――ツイッターの教皇フランシスコ(邦訳)アカウントのページにあった、本日(2018年11月21日)のツイートです。英語による原文は「Faithfulness is the characteristic of free, mature and responsible human relationships.」。素敵な言葉なので、覚えておきたいと思い、ここに引用させていただきました。

ある日の猫たち。1つの箱に入っています。

Cats of a day. They are in one box.

諸田玲子さんのインタビュー
時代小説『元禄お犬姫』の著者、諸田玲子さんにインタビューした「歴史の中の女性たちにスポットライトを。」が、クロワッサンのWEBで公開されました。本名の後藤真子で書いた記事です。同書の舞台は、まさに忠臣蔵の時代の江戸。生類憐みの令のもと、どんな犬もたちどころに手なずけてしまう娘が主人公です。やわらかい筆致の時代物で、江戸の文化や風物が豊富に描かれています。作者の諸田さんも、とても素敵な方でした!

プロフィール

文筆家。北海道大学農学部卒。月刊誌編集長を経てフリーに。2009年プロテスタント受洗。真帆沁での作品発表のほか本名の後藤しんこで編集・執筆・校閲歴30年超。近年はWEB媒体のアドバイザリーのお仕...

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